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葬儀後から一周忌までの流れと基礎知識

葬家儀礼  葬家作業
ご葬儀日
葬儀後

1.挨拶とお礼

●ご会葬頂いた方へ
□お電話   □はがき   □手紙
●ご近所でお世話になった方へ
□借り物返却(食器等)   □挨拶回り
●葬儀後の供花、生前の病気見舞いのお礼を、
お礼状を添えて発送します。
供花に対しては5千円くらいのお返しが一般的で、
病気見舞いは半返しで失礼はございません。

2.葬儀費用や立替金清算

領収書は後日必要です。大切に保存してください。
初七日
しょなぬか

3.初七日法要の手配

□法要の日時と場所の決定
□僧侶の依頼
□供花の用意(ご依頼等)
□参列者のお料理手配
□お布施の準備
□お供え物の用意
□参列者の引き物手配
初七日法要
お骨上げ後に営む
場合もあります。

4.帳簿や香典帳の整理

□五十音別に整理記入(ご葬家の記録)
□関係者別に整理記入
□お香典別に整理記入(お香典返しのため)
□住所と電話番号を確認    □重複先のチェック
二七日
ふたなぬか
□供花差し替え
□お布施の準備

5.各種手続きと届け出

□葬祭費の受給   □遺族年金の請求  □保険請求
□営業免許等の書き換えや勤務先との打ち合わせ
□事業継承、給与や弔慰金、退職金等の清算
…手続きに必要な書類の準備
三七日
みなぬか
□供花差し替え
□お布施の準備

6.お香典返しの商品決定

□先様の住所・氏名・電話・商品を記入した申込書を提出
□忌明けの挨拶状の手配

7.忌明け法要の準備

□法要日時の決定
□僧侶の依頼
□参列者への通知(電話・はがき)
□実施場所の決定
□本位牌の準備

法要二週間前までに

□供花の用意(ご依頼等) □お供え物の用意
□参列者のためのお茶菓子・飲み物等の用意
□参列者のお料理の手配
□お布施・お車代・お膳料の準備
□お墓に戒名の刻字
□参列者の引き物手配
□お墓参りの準備

新しくお仏壇をお求めになる方の準備事項
□宗派の確認  □安置場所の決定  □購入予算
□仏壇の種類の決定(金仏壇、唐木仏壇等)
四七日
よなぬか
□供花差し替え
□お布施の準備
五七日
いつなぬか
□供花差し替え
□お布施の準備
三五日で忌明けの場合
【忌明け法要実施】
六七日
むなぬか
□供花差し替え
□お布施の準備
七七日
なななぬか
四九日で忌明けの場合
【忌明け法要実施】
忌明け法要
忌明け後
【お香典返しの品物が先様に到着】
新しく墓石を建立される方の準備事項
墓石の選定
□寺院墓地   □公共霊園   □民間霊園
墓石の依頼
□石の質・形・大きさ        □刻字の内容
□相続放棄・限定承認の申し延べ
□埋骨または納骨
3ヶ月まで

百か日法要

4ヶ月まで
□お布施の準備
□故人の所得税申告(会社等で源泉徴収されていない場合)
□医療費控除の還付手続き(十万円以上の場合に限る)
□相続の協議と納税
□相続財産の書き換え
10ヶ月まで
11ヶ月まで

8.一周忌法要の準備

□法要の日時と場所の決定    □僧侶の依頼
□参列者への通知(電話・はがき)

法要二週間前までに

□供花の用意            □お供え物の用意
□参列者のためのお茶菓子・飲み物等の用意
□参列者のお料理の手配     □参列者の引き物手配
□お布施・お車代・お膳料の準備

新しく墓石を建立された方は入魂式を行い納骨
僧侶と親戚関係を招き、入魂式を行います。
墓前と近くのお墓にも線香と供物を供えます。
読経、序幕、線香などの入魂式後、納骨いたします。

法要前日までに

□お仏壇の清掃
□お墓参りの準備
一周忌法要
7月下旬頃

初盆の準備

□盆提灯の準備 
□僧侶の依頼
□供花の準備
□お布施の準備

前日までに

□お仏壇の清掃    □お墓参りの準備
初盆
【初盆の実施】
生花提灯
十月中旬
□喪中はがきの準備
□枚数の確認
※お正月に来た年賀状を参照に
※葬儀参列者の名簿を参照に
□送付者の住所・氏名の名簿(重複しないように)
喪中はがき
→拡大する

 

葬儀後から一周忌までの流れと基礎知識

挨拶まわり

喪主は、ご葬儀の翌日または、翌々日までに、お世話になった方々にご挨拶に出向きます。挨拶まわりをする先は、寺院/僧侶、病院/医療関係、葬儀委員長/世話役、葬儀を手伝って下さった方、ご近所の方々、故人の勤務先などてす。 忌明け後に香典返しをおこないますので、挨拶まわりの際はお礼の品を持参する必要はありませんが、相手や状況に応じて、お礼の品を持参して感謝の気持ちをあらわします。また、相手が遠方であったり時間がないときには、挨拶状をそえて送ってもよいでしょう。

挨拶まわり
→拡大する

 

形見分け

遺品は忌明け後になるべく早く整理しましょう。故人が生前愛用していたものや大切にしていたものを、遺族や親しい人で思い出の印に分け合うことを「形見分け」と言います。普通、故人よりも目上の人に対して形見分けはしませんが、本人から「ぜひともいただきたい」との希望があれば差し上げるようにします。形見分けは包装せずに贈ります。

 

お香典返しに関するご相談を承ります。

香典のお返しは、四十九日の忌明けの法要のあとに、忌明けの報告とお礼を兼ねて行います。現在では当日にお返しをすることも多くなりました。その際には、香典額の二分の一から三分の一くらいの品物を、礼状を添えてお返しするのが一般的です。香典返しの商品は、シーツ、バスタオル、ハンカチ、緑茶、石鹸、椎茸、コーヒーセット、砂糖など、どこの家でも使う日用品が主に使われています。弔事用のかけ紙に「志」・「満中陰志」などと表書きし、その下に喪主の姓を書きます。なお、香典返しを受けた場合には、それに対する礼状を出さないことになっています。

 

 

位牌 位牌に関するご相談を承ります。

白木のお位牌は忌明け法要までのものです。忌明け後は塗りのお位牌でお祀りいたします。ただし、浄土真宗では原則としてお祀りになりません。過去帳を用います。

 

 

 

 

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ちょっとした知識

五七日は、冥土で五回目の審判を受ける大切な日とされています。初七日と同じように、親類縁者も招いて手厚く法要を行います。宗派によっては、この日を忌明けとする場合もあります。七七日は、仏教ではこの日の審判で死者の運命が決まるといわれ、忌日の中でも重要な日とされています。この日をもって忌明けともされていますので近親者、友人、知人のご招待の皆様に食事を供し、大がかりな法要にします。
葬儀時にお香典をいただいたところには忌明けの挨拶状とともに、香典返しの品を送ります。仏壇のなかった家も、忌明けまでには新しい仏壇を用意します。