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Q&A

葬儀について

葬儀社を選ぶポイントは?
まず、どんなお見送りをするのかをしっかりと決めることだと思います。そのお見送り方法によって選ぶ葬儀社が変わってきます。
家族葬をする場合の注意点は?
家族葬のメリットは、事前に会葬者の人数を限定することで、大まかな費用を事前に決める事ができる点と、会葬者への対応に追われることなく故人様とのお別れができる点だと思います。そのメリットを活かすためには、親類やごく親しい知人にのみ会葬の案内をし、一般の弔問会葬はお断りすることです。その点を親類の皆様にもよくご説明して承知していただくことだと思います。
家族葬を依頼する場合の葬儀社の選定は?
家族葬パックを設定している葬儀社が望ましいと思われます。家族葬のメリットの一つが会葬者の人数を限定して費用を事前に把握する点です。そのためには、会葬者20人とか40人とかで総額いくらと明示している事が重要だと思います。ただし、宗教者への謝礼以外に別途費用がある葬儀社は少々注意が必要かもしれません。
一般葬をする場合の注意点は?
一般葬は、ある程度、葬儀式の開催の告知をして一般の方にも会葬していただくものです。従来からある一般的形式です。しかし、昨今は一般葬にて、お香典やお供物の受け取りを辞退されているケースが目立ってきました。一般会葬を受け入れしている以上、お供物はスペースの関係上しかたないとしても、香典や供花の受け取り辞退は避けることをお勧めします。どうしてもの場合は、家族葬にして弔問会葬を御遠慮願う方が理にかなっていると思います。
一般葬を依頼する場合の葬儀社の選定は?
近隣の方の会葬が想定されますので、地域密着型の葬儀社が望ましいと思います。それぞれの地域には、独特の風習があります。それらを熟知した葬儀社への依頼が最も好ましく思います。
社葬など大規模葬をする場合の注意点は?
大規模な葬儀の場合、その役割分担が重要です。社葬などの場合は、親族以外の社員なども役割に加わると思います。誰が何の役目を負うのかをしっかりと決めることです。特に葬儀委員長など采配を振る人は、ある程度葬儀の経験知識が豊富な人が望ましいと思います。
社葬など大規模葬を依頼する場合の葬儀社の選定は?
中堅以上の組織力のある葬儀社が望ましいと思います。自社の従業員でスタッフを賄っているような葬儀社でないと大規模葬を依頼するのには無理があると思います。しっかりとした事務所を構え、従業員が常駐しているようなことが目安となります。
事前に葬儀の準備をするのは気が引けますが・・・
葬儀の準備ではなくて、ある程度の知識をお持ちいただくことをお勧めいたします。家族葬と一般葬の違いと、宗教者(多くの場合は僧侶)に導師を依頼する意味くらいはお知りいただく必要があると思います。それは、準備ではなくて、一般的知識の範疇だとご理解いただいたらいかがでしょうか。
事前の知識がなくて葬儀の必要が出たらどうするの?
昨今、多くの場合は、病院で亡くなるケースが大半です。病院は病気などを治療する所なので、ご臨終となればできるだけ早くお引取りいただきたいのが本音でしょう。ここがご家族様が戸惑われる第一歩です。まず、寝台車を呼んでご自宅へご遺体を搬送するのが先決です。その際、搬送のみと業者に念押しする事が重要です。そして、どうのようなお見送りをするかをご家族様でよく話し合われてから葬儀社に依頼することをお勧めします。 1~2時間じっくり話し合いの時間をもたれても遅いとは思いません。業者に急かされて成り行きで決めるのは避けるべきだと思います。
仏式以外にどんな方法がありますか?
キリスト教式や神式などがあります。ただし、いずれの場合もその信者である必要があります。理屈は仏式と同じです。また、昨今、無宗教式というのがでてきました。故人さまへの追悼文を読み上げたり、合唱したりといったスタイルがあるようです。その場合は、はっきりとしたポリシーと事前準備が特に必要と思われます。宗教儀式を拒否するためだけに行うとトラブルのもとになっているようです。

仏事のしきたり

菩提寺がない場合どうすればいいの?
明治や大正生まれくらいのご先祖さまは、多くの場合どこかのお寺を菩提寺として弔われている場合が多いと思います。例えば、お身内にご不幸があってから慌ててその菩提寺を探そうとするならば、思い立った時に連絡をとっておく方がよいと思います。いざとなった時、ご先祖さまの菩提寺がわからなければ、新たなお寺とお付き合いを始めることをお勧めいたします。
宗旨宗派とは何でしょうか?
宗旨とは、その教団の基本理念のことです。通常は、人が幸せに暮らす指針となりますが、弔事に際しては、弔い方にも影響があります。葬儀社が「宗旨は?」と尋ねる理由はそこにあります。宗旨によって、御本尊さまが変わります。葬儀式の作法も変わりますので、準備する道具も変わります。仏式の場合は、概ね密教系(真言宗など)、浄土系(浄土宗、真宗など)、禅宗系(臨済宗、曹洞宗など)、法華経系(日蓮宗など)の4種類(注1)に分かれます。宗派とは、同じ宗旨の中の流儀だとご理解いただいていいと思います。 (注1)・・・伝統仏教には他にも宗派はあります。
戒名って必要なんですか?
仏式の葬儀式を執り行う場合は必ず必要とされます。なぜなら、浄土真宗を除く各宗派の葬儀式は、その師(僧侶)が弟子(故人)に進むべき道を示す(引導)儀式だからです。その儀式をするためには、故人が弟子である必要があります。弟子になった名前が「戒名」です。そして、戒名は漢字二文字であります。それ以外の○○院や他の文字は特別の修行や功績に対して与えられるもので、勲章のような飾りです。生前に弟子になっていない場合は、その代わりにご遺族さまが金銭でカバーすることが多いだけです。
四十九日(満中陰)法要とは何でしょうか?
詳しくは省きますが、古代インドでは、人が亡くなってから四十九日間に生前の善悪行の審判があると信じられてきました。そして、その審判の結果で、どの世界(天界から地獄まで)に生まれ変わるかが決まるので、日本では昔から、遺族の読経でその功徳を故人さまに振り分ける(回向)儀式を行っていました。それが四十九日(満中陰)法要です。 いわれ自体は、科学的根拠は全くない話です。しかし、現代まで続いている理由は、ご遺族さまの心の整理をつける目安になるからだと思います。「お葬式の時は、突然のことで失礼もありました。お蔭様で四十九日(満中陰)法要も無事終えました」と皆様にご挨拶なさるタイミングとして好都合なんだと思います。
身内に不幸があった場合、友人の結婚式に出席しない方がいいのですか?
昔からの風習として、忌中(四十九日まで)の間は、慶事に参加しないというのがあります。慶事とは、結婚式をはじめ地鎮祭や事務所開き、町内の祭礼なども含みます。よって、忌中が終わった事をお知らせする必要がありました。それが忌明けご挨拶です。昨今は、このような風習は薄れていますが、相手さまがどう受け止めるかの問題ですので、やはり忌中の間は、慶事への参加は控えられる方が無難だと思います。ただし、喪中まで同じように考えられる方がいますが、それは昔からの風習ではありません。喪中とは、ご本人さまが喪に服す期間なので、そのご本人さまのお気持ちしだいで他人さまに干渉する事とは違うはずです。喪中を理由に年末年始のご挨拶をされないのは、本当はおかしな話のはずです。

法要について

満中陰志と粗供養はどう違うのですか?
一般的に関西では、お香典返しのお品を「満中陰志」と呼んでいます。それに対して、四十九日(満中陰)法要や一周忌法要などの引き物(法要に参列いただいたお礼の意味)を「粗供養」とする場合が多いです。多くの場合、四十九日(満中陰)法要に参列されるご親戚さまなどからは、ご葬儀の際にもお香典をいただいている事と思います。お香典返しの「満中陰志」とご法要の引き物「粗供養」どちらもご用意されるのが一般的となります。ただし、「満中陰志」の場合は、お香典の額によってお品を変えるのが一般的です。ご法要当日にお持ち帰りいただくよりも、後日それぞれのお宅へお届けする方が無難といえます。
法要に呼ばなかった人から「御供」をいただいたらどうするの?
こういうケースはよくあります。法要は親族が中心で行うのが一般的なので、親族以外の方から「御供」が届いても全く慌てる必要はないと思います。届きましたら、受け取った旨を先方さまにご連絡をされるのがよいと思います。「ご丁寧にありがとうございます。早速お供えさせていただきました」程度をお電話でお伝えすれば良いと思います。そして、後日お供えのお下がりを持参、または粗供養品をおくれば丁寧になります。ひとつご注意いただきたいのは、御供はあくまで御仏前などへという先方さまのお気持ちなので、施主さまなどがいただかれた訳ではないという点です。
法要のあと、食事は出さないといけないのですか?
法要の後の会食を特に「御斎(おとき)」と呼んでいます。故人さま、ご先祖さま、仏さまと食事を共にするという意味があります。それは、ご参列の皆様にご慈悲がありますようにと願う気持ちも込められています。できれば、そこまでを含めて法要とお考えいただきたく思います。更に事情が許せば、御斎はお坊さまにもご一緒していただき法話をお願いしたいものです。お坊さんの仕事はそこまで入っていると思います。
法要にはどの範囲まで呼ぶものですか?
年回忌法要であれば、その故人さまの親族(血族6親等、姻族3親等が目安)にあたる方にはすべてご案内するのが望ましいと思います。しかし、費用や地理的問題も考慮して人数やご案内される範囲を限定されるのが常識的ではあります。
法要に呼ぶ人数は10人程度ですが、それでも家でする部屋がありません。
昨今は、ホテルなどで法要ができるところがあります。簡易の祭壇を用意してある場合もありますので、ご検討なさったらいかがでしょうか。

仏壇・仏具について

お仏壇は買わないといけないのですか?
お仏壇は、信仰上そのご本尊さまに礼拝するのに必要なものです。本来は、故人様の追善供養の為のものではないはずです。故人さまをお偲びになるためでしたら、ご遺影とお位牌を祀られるだけでも充分だと思います。ただ、ご本尊さまをお迎えして宗派の作法に従ってお祀りする方が気持ち的にすっきりされる方は多いのが現状のようです。
お仏壇を買うと、僧侶に読経してもらわないといけないのですか?
必ずしも必要ではありません。信仰するご本尊さまをお迎えしてご自分で礼拝されれば問題はないはずです。ただ、伝統的な宗派の作法というのがありますので、それに従う方が安心ならば、専門のお坊さんにきていただく必要があります。

霊園・墓石について

お墓以外に遺骨を納めることはできますか?
日本には、「墓埋法」という法律があります。ご遺体をどう扱うかに関する法律です。大まかに申し上げますと、ご遺体またはご遺骨を埋葬するには、許可書が必要であり、許可された場所にしかできません。許可された場所とは、お寺の墓地や民間の霊園のことです。ただし、昨今はご遺骨を海に撒くなどは、ある程度なら国も許容しているようです。
あとを継ぐ子供がいないのでお墓を建てたくないのですが?
お寺にご遺骨を預けて永代供養(注2)をしてもらうなどの方法もあります。ただ、どこに葬られているのかだけははっきり記録が残るようにされることをお勧めいたします。何十年、何百年後にどんなご縁で必要とされる方が現れるとも限りません。この時代を生きた証は是非残されるのがよいように思います。 (注2)・・・寺院に年回忌・盆・彼岸などの供養をしてもらう事。通常は33~50年位。

ご返礼品について

香典受取り辞退をしましたが、供花などのお返しは必要ですか?
お返しというのは、必ずしも必要という訳ではありません。しかし、せっかくのご弔意に対してお礼のお気持ちを表すのも礼儀のひとつです。
お見舞いをもらったままになっていますが、どうすればよいのですか?
お香典返しの際にお見舞いの返礼分を上乗せしてお品を選ぶのが一般的です。また、お香典返しとは別に「生前見舞志」と表書きして返礼する場合もあります。
会社名でのお香典はどうすればよいでしょうか?
会社名でのお香典はお返しをしない方も多いです。ご返礼をなさる場合は、お茶やコーヒーなど会社で使えるものが適しています。

ご返礼品のご注文について

何日前に申し込んだら良いですか?
忌明け(満中陰)法要の2週間くらい前までにお申し込みください。
自宅へまとめて配達できますか?
はい、ご近所様などへご持参なされる分など、いくつでもまとめて配送いたします。
挨拶状はつけてくれますか?
はい、30通で5,500円(税込)から印刷を承っております。また、お客様がお持込みいただいたご挨拶状も同封することもできます。
お店へいかないと申込みできませんか?
いいえ。郵送、FAXでのご注文を承っております。
また、係員がお客様のご自宅やお勤め先へお伺いしてご注文を承ります。ただし、係員がお伺いできる地域に限定がございます。
配送伝票は、自分で書かないといけませんか?
いいえ、お客様ご自身で作成されたリストをお預けいただくだけで伝票記入は不要でございます。
大丸であればどこの店でも申し込みできますか?
申し訳ございません。大丸心斎橋店のみの申し込みとなっております。
値引きはしてくれますか?
「ご返礼品のしおり」に掲載されています商品は、ご優待価格でご利用いただけます。(一部除外品がございます。)