洋菓子コンテストで多くの受賞経験を持つパティシエが届けるリーズナブルなケーキ。
〈菓凛スイーツ工房〉
シェフ・パティシエ 中田 浩さん
JR宝塚駅から車で約10分。閑静な住宅街を抜けた、下ノ池公園のすぐ側にある〈菓凛スイーツ工房〉。製造工場に隣接したショップには、焼き菓子や生ケーキ、冷凍ケーキなど、価格を抑えたスイーツの数々がぎっしり。焼きたてのいい香りに満ちています。シェフ・パティシエの中田さんは、この道40年以上の経験をもつ大ベテラン。数々の洋菓子コンテストで優勝経験のある、確かな腕をもつパティシエです。
お菓子作りって、おもしろい。
税理士になるのをやめて、製菓の道へ。
中田さんの高校時代は、バンド活動に夢中。ドラムとベース、ギターで、3つのバンドをかけもちするほど。お菓子作りの経験も興味もまったくありませんでした。高校卒業後は大学の法学部へ。夜間に通っていたため昼間にアルバイトをしたいと思い、見つけたのが製菓の仕事でした。お菓子作りの作業は厳しかったけど面白く、働く人たちも個性的で、人間的な魅力にあふれていました。仲良くなった先輩の家で、お菓子について語り合ったこともしばしば。自分用の製菓道具や専門書を買って、のめり込んでいきます。大学卒業後は税理士になろうと考えていましたが、アルバイト先から引き止められ、社員として働くことに。そこから本格的にパティシエを目指します。
23歳で独立。
パティシエブームの先駆けに。
製菓の腕を磨き、勢いで独立を果たした中田さん。阪神武庫川に〈洋菓子のプランセス〉をオープンします。その後は「西日本洋菓子コンテスト 小型工芸菓子部門」や、「ジャパンケーキショー東京 チョコレート工芸菓子部門」など、数々のコンテストで優勝し、人気と知名度を得ますが、事情でお店を閉めることに。製菓から離れ、趣味だった船舶関係の仕事を始めようと考えます。
「やっぱり、お菓子作りが楽しい!」
裏方として洋菓子業界を支えることに。
そんな時、知り合いから「中田さん、何してんねん!中田さんの作るケーキやったら、いくらでも売るで!」と言われ、他社ブランドの商品を作ることに。そして「やっぱり、この世界が楽しい」と気が付きます。その後、宝塚市に洋菓子の製造工場を作ると、たくさんのオファーが。洋菓子店やスイーツショップのプロデュースに、レシピ監修、商品開発を手掛けたり、全国の商業施設で販売する催事用のケーキを委託されて作ったりと、新たな分野でお菓子作りに向き合う日々が続きます。
製造工場直売店〈菓凛スイーツ工房〉をオープン。
買いやすい価格で、地域の人たちに愛されるお店に。
▲生ケーキも充実。
どれもがリーズナブルでびっくり。
▲月に一度の従業員とのお食事会。
お子さんたちが遊べるスペースを常に完備。
▲土・日曜は工場も店舗もお休み。
理由は、アウトドアで遊びたいから!
製造工場を始めてから「ここでお菓子は売ってないの?」と聞かれることがたびたびあり、中田さんは工場直売店を作ろうと考えます。以前は売れるものを優先して作っていましたが、この直売店では、自分が作りたいものだけを作ろうと決めました。店内装飾やパッケージなどに不必要な経費はかけず、その分、お菓子の価格を抑えて提供しています。クッキー1個から、子供達がお小遣いで買いにこられる価格設定は、ほかのケーキ屋さんと比べてリーズナブルなため、最初は怪しまれていましたが、中田さんの経歴を店内に貼り出すとやっと納得してもらえました。お客さん一人ひとりを大切に、おいしいお菓子をたくさん食べてもらいたいという思いで、愛情を込めて丁寧にお菓子を作り、お客さんと向き合っています。
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