ART GALLERY2

ジャスパー・ジョーンズ版画展

2025年12月10日(水)→23日(火)

営業時間:10時〜20時 ※最終日は16時閉廊

ジャスパー・ジョーンズ(Jasper Johns, 1930 年生まれ)は、旗や標的、数字、地図といった日常的な記号やイメージを題材に、絵画の主題として再構築しました。これらの作品は、抽象表現主義の感情的な筆致から距離を取り、ポップ・アートの胎動を告げる革新として高く評価されています。
ジョーンズはアンディ・ウォーホルと並び、戦後アメリカ美術の基盤を築いたレジェンドとして、今日までその影響力を保ち続けています。
日常の中に潜む記号を通して「見る」という行為を問い直す彼の作品は、現代美術の思考の起点として、今なお新鮮な示唆を与えています。
ぜひこの機会にジャスパー・ジョーンズの表現の世界に触れに、大丸東京店10 階ART GALLERY へご来場ください。
※出展作品は一部会期前に売約済みになる場合がございます。

ジャスパー・ジョーンズ版画展

ジャスパー・ジョーンズ

ART GALLERY1

HYKRX EXHIBITION

2025年12月10日(水)→16日(火)

営業時間:10時〜20時 ※最終日は16時閉廊

1990年代より活動を開始し、日本のストリートアーティストの草分け的存在であると同時に、その卓越した技術と表現力で他の追随を許さないステンシルアートの第一人者 HYKRX(ヒャクラク)。ステンシルに拘って白と黒とを基調にミニマルな独自の美を追求し、思いを凝縮させたメッセージにユーモアと愛情を交えた作品は、観る者の感情に寄り添います。各地でのミューラル制作、各社とのコラボなどでも活躍するHYKRXの過去の代表作から最新作までをご紹介いたします。
※出展作品は一部会期前に売約済みになる場合がございます。

◆プロフィール
HYKRX (ヒャクラク)
1990 グラフィティ、ミューラル、フライヤーのデザインを始める
2012 HYKRX Exhibition (浜崎健立美術館/大阪)
2014 DESTROY SIGN+ Store Open
2016 HYKRX Exhibition (SAISON Art Gallery/東京)
2018 HYKRX Exhibition×こるり村 One Smile (アグリパーク竜王/滋賀)
2019 HYKRX Exhibition (Eukaryote/東京・外苑前)
2020 HYKRX Exhibition (阪急うめだ本店/大阪・梅田) 、‘21
    HYKRX Stay Safe & Stay Smile Exhibition (Liberty/宮崎)
    Street Art Selection Exhibition (Artglorieux/東京・銀座)
2021 O.C.S.D Charity Art Exhibition (Hotel Koe Tokyo/東京・渋谷)
    HYKRX Exhibition (Hotel Koe Tokyo/東京・渋谷)
    HYKRX Online Exhibition (BAYCREW'S STORE)
2022 HYKRX Exhibition (Styles代官山/東京・代官山)
    旧当麻庁舎お別れ会Live Paint Event (葛城市役所/奈良)
    HYKRX Exhibition (阪急Men’s Osaka/大阪・梅田)
2023 HYKRX Mural Art Work (不二屋書店/東京・自由が丘)
    Art×Art Kobe Exhibition (神戸大丸/神戸)、‘20
    HYKRX Exhibition(Artglorieux /東京・銀座)、’20~
    ART FORMOSA(台北)
    HYKRX Exhibition (Liberty/宮崎)、‘19~
2024 HYKRX Exhibition (VALIANT GALLERY/福岡)
    HYKRX Exhibition (松坂屋/名古屋)
    HYKRX Exhibition (Artglorieux /東京・銀座)、’20~
    SYNDICATE (妙心寺塔頭桂春院/京都)
    THREE / GILVI・HYKRX・赤池完介(名古屋松坂屋/心斎橋大丸/東京大丸)
    HYKRX Exhibition (Artglorieux/大阪)、‘21~
2025 HYKRX Exhibition CUT OFF(KUSANAMIKI Gallery/宮崎)
    Re:WEAR/Re:WOR(L)D(SH GALLERY/東京)
    HYKRX Exhibition HELLO (VALIANT GALLERY/福岡・今泉)
    HYKRX Exhibition (GALLERY NAO/東京・六本木) 、‘20~
    ART FAIR ASIA FUKUOKA 2025(福岡)‘22~

FIND(Sick Yellow)

HYKRX「FIND(Sick Yellow)」
S12号 Hand Cutting Stencil Spray on Wooden Panel unique ※額装別
税込198,000円

-作品のメッセージ-
暗闇に浮かぶ ひとつの光
夢か、希望か、失われた何かなのか
届かなくてもいい、
探すことですでに挑んでいるのだから

HYKRX「LIT/Flower (Wild Wane Blue)」

HYKRX「LIT/Flower (Wild Wane Blue)」
S8号 unique ※額装別
Hand Cutting Stencil Spray on Wooden Panel
税込132,000円

-作品のメッセージ-
今日の素敵な笑顔
明日も素敵な笑顔を灯して行きましょう
笑顔が引き込む、放つ、Lit(楽しさ)
日々過ごしましょう

HYKRX「DISCO」

HYKRX「DISCO」
S15号 unique ※額装別
Hand Cutting Stencil Spray on Wooden Panel
税込495,000円

-作品のメッセージ-
楽しいなら笑いましょう
楽しいなら踊りましょう
嬉しいなら笑いましょう
嬉しいなら踊りましょう

ART GALLERY1

寿という獣―丙午 新作木版画 発表記念展

2025年12月17日(水)→23日(火)

営業時間:10時〜20時 ※最終日は16時閉廊

本展では、アーティストfeebeeとアダチ版画研究所が共同制作する木版画シリーズ《寿という獣》より、2026年の干支「午(うま)」をモチーフにした新作を初展示いたします。
《寿という獣》は、江戸時代後期の浮世絵に着想を得て、「十二支すべての特徴を持つ、めでたい生き物」をモチーフに制作された作品シリーズです。feebeeがテーマとする「変化しつつ循環する」という概念を軸に、2020年の子(ね)を皮切りに、毎年一作ずつ発表されており、これまでに「子」「丑」「寅」「卯」「辰」「巳」の六作が完成しています。本シリーズでは、複雑に絡み合う多様な要素の中で、興亡や衰退を繰り返しながらも循環し続ける生命や時間、そして暦の巡りを、職人の精緻な技とfeebee独自の作風によって表現しています。
また本展では、木版画のほか、屏風作品や人物画など、feebeeによる新旧の絵画作品も併せて展示いたします。ぜひ会場にて、feebeeの多彩で奥行きある表現の世界をご堪能ください。

◆プロフィール
feebee(フィービー)
イラストレーターとしてのキャリアを経て、2015年よりアーティストとしての活動を開始。伝説や神話に登場するキャラクターを現代の視点で再構築したシリーズや、社会と個人の関係性を象徴的に描くポートレート作品で注目を集める。絵画のほか、アートトイのデザインやアパレルとのコラボレーションなども手がけ、多様なメディアで活動の幅を広げている。近年は、木版画シリーズ《寿という獣》をアダチ版画研究所との共同制作により継続発表中。主な展示歴に、個展「私は、私と私の環境である」(roidworksgallery、2024)、グループ展「浮世絵現代UKIYO-E IN PLAY」(東京国立博物館 表慶館、2025)のほか、海外での展覧会やアートフェアへの参加など、活動は多岐にわたる。

『寿という獣 「午」』

『寿という獣 「午」』
23.0×23.0cm(作品)39.8×39.8cm(額)
木版画 越前生漉奉書(人間国宝 岩野市兵衛)Ed:80ed 作者サイン入り
※額仕様:約2.0kg、木製、アクリル
税込72,600円

寿という獣 「子」 ~ 「午」

『寿という獣 「子」 ~ 「午」』  ※寅は在庫なし
23.0×23.0cm(作品)39.8×39.8cm(額)
木版画 越前生漉奉書(人間国宝 岩野市兵衛)Ed:80ed 作者サイン入り
※額仕様:約2.0kg、木製、アクリル
各税込72,600円

「Digital Flowers Produce No Seeds 010」

「Digital Flowers Produce No Seeds 010」
F25(803×652 mm) Acrylic on Canvas
2024年
税込423,500円

「Bitten from Within 134」

「Bitten from Within 134」
F10(530×455 mm) Acrylic on Canvas 2025年
税込195,500円

ART GALLERY1

SHIFT
菊池玲生・樋口絢女・松岡勇樹

2025年12月24日(水)→2026年01月13日(火)

営業時間:10時〜20時 ※最終日は16時閉廊
※営業日・営業時間・イベントの内容は予告なく変更する場合がございます。最新の情報は大丸東京店のホームページをご覧ください。

この度、大丸東京店10FART GALLERYにて、注目の若手美術家、菊池玲生、樋口絢女、松岡勇樹による3人展「SHIFT」を開催します。 “SHIFT”という言葉には、「変化する」「片方から片方へ動かす」といった意味があります。

菊池玲生は、歴史的な絵画イメージを切り取り再構成しながら、「見る」という行為そのものを問い直す作品を制作います。彼の作品は、鑑賞者に「目に見えるものの奥にある構造や意味」に気づかせ、視覚体験を新しい次元へとシフトさせます。
樋口絢女は、伝統的な日本絵画の素材や構図をベースにしながらも曖昧なフォルムの記憶をモザイクやノイズといったデジタル要素を取り入れ表現し、新たな絵画の可能性を探っています。
松岡勇樹は、コロナ禍に事故と病による利き腕の手術を経験。入院中、一時期描けなくなった恐怖の中、病室から眺める雲の生成と消滅に「はじまりもおわりもない」と感じ、動かせる左手で点描をはじめ新しい表現に目覚めていきます。

彼らは、常に表現することと向き合いながら生きていく中で、己も様々な変化をしながら、鑑賞者にも変化の存在を意識させ問いかけてきます。そして鑑賞者は変化を意識するのと同時に、対極に存在する普遍的な存在にも気づかされるのかもしれません。
2025年から2026年への年の節目に、彼らが今、向き合い取り組む「SHIFT(変化)」を会場でぜひ感じていただきたいと思います。
※出展作品は一部会期前に売約済みになる場合がございます。

菊池玲生「copy and paste 2520」

菊池玲生「copy and paste 2520」
S40(H100×W100cm)acrylic on canvas 2025年
税込660,000円

樋口絢女「神の領域」

樋口絢女「神の領域」
F100 (W162.0 ×H130.3cm)
麻紙、岩絵具、水干絵具、顔彩 2025年
税込1,100,000円

松岡勇樹「流転」

松岡勇樹「流転」
H200×W200cm
⿇紙 岩絵具 胡粉 墨 ⾦箔 銀箔 2020年
※本作品は非売品
(展示のみ。オーダー制作応談)

ART GALLERY2

TIMELESS
出口雄樹・桃山三・木須葵悠

2025年12月24日(水)→2026年01月13日(火)

営業時間:10時〜20時 ※最終日は16時閉廊
※営業日・営業時間・イベントの内容は予告なく変更する場合がございます。最新の情報は大丸東京店のホームページをご覧ください。

彼らが生み出す作品は先人たちの芸術への敬意と、現代を生きる時代性が共存しています。
『TIMELESS』は、過去から受け継がれてきた美意識や技法が、この時代の表現を通じて未来へと続いていくことをテーマにした企画です。
伝統を踏まえつつ現代的な価値を創造する作家たちの作品を通じて「芸術は時代を反映し、時代を超え生き続ける」というメッセージを発信します。
出口雄樹は「日本画」が生まれる以前から日本で描かれてきた「絵画」の文脈を引き継ぎつつ、新たな具象絵画を描いています。伝統的な技法をベースに現代の新しい画材を取り入れ制作しています。
桃山三は仏教、七福神などをモチーフにし普遍的なテーマを通じて子供たちの未来の平和を願う作品を描いています。
木須葵悠は、とある神社から着想を得た「狛兎」を題材に制作した立体や平面作品は、目には見えない日常の中で見落としがちな非日常を、木須ならではの独自の視点で切り取り、それに付随するよう様々なレイヤー重ねられている。見えているものに見えないものを重ねてみる心理は信仰や崇拝といった精神性を作品を通じて問いかけています。
歴史観や自然観、精神性など作家それぞれが描き出す「TIMELESS」な感覚を是非この機会にご高覧ください。
※出展作品は一部会期前に売約済みになる場合がございます。

出口雄樹「Waterfall Mansion」

出口雄樹「Waterfall Mansion」
60.0×60.0cm 石膏下地,膠,胡粉,スプレーペイント,ピグメント 2025年
税込979,000円

桃山三「花兜多聞天-志」

桃山三「花兜多聞天-志」
30.0×30.0cm mixed media(アクリル/日本画絵具/UVインク/樹脂キャンバス) 2025年
税込275,000円

木須葵悠「白昼夢」

木須葵悠「白昼夢」
P30号 油彩 2025年
税込580,800円