ART GALLERY2

modern art 表現への挑戦展

2025年10月29日(水)→11月11日(火)

営業時間:10時〜20時 ※最終日は16時閉廊

Modern Art(モダンアート)は、19世紀後半から20世紀にかけてヨーロッパを中心に広がり、新しい表現を探求する美術の潮流を意味します。様々なアーティスト達が、従来の伝統的な写実や宗教的題材から離れ、自身の内面・社会の変化・技術革新などを作品に反映させました。「何を描くか」よりも「どのように表現するか」を重視し、色彩・形態・構成・素材における自由な実験を通じて、新しい美の可能性を切り拓きました。本展では現代の礎を築いた作家達を展覧・案内致します。

藤田 嗣治「エッフェル塔」

藤田 嗣治「エッフェル塔」
水彩

藤田 嗣治「黒い背景の猫」

藤田 嗣治「黒い背景の猫」
木版画 ED.160 1927年

藤田 嗣治「聖母子Ⅱ」

藤田 嗣治「聖母子Ⅱ」
リトグラフ ED.100 1964年

ベルナール・ビュッフェ「テレグラビル」

ベルナール・ビュッフェ「テレグラビル」
リトグラフ ED.150 1966年

ART GALLERY1

HERALBONY ART COLLECTION

2025年11月12日(水)→25日(火)※ART GALLERY1・2で同時開催

営業時間:10時〜20時 ※最終日は16時閉廊

HERALBONYは「障がいのある作家から生まれたアート」に光を当て、その強烈なアイデンティティから生まれる表現を、プロダクトとして社会に届けています。異彩を放つ作品たちは、既存の価値観に問いを投げかけ、日常に新たな視点と文化をもたらします。

本展「HERALBONY ART COLLECTION」では、このシーズンからブランドの象徴として新展開するスカーフに起用された作家をはじめ、約10名の作家の作品をご紹介いたします。心が踊るような鮮やかな色彩、繰り返しから生まれる独自のリズム、筆が滑る音まで聞こえてきそうな大胆なストローク。ひとつひとつの作品には、作家の息づかいと日常のかけらがあちこちに映し出されています。独創的な表現の数々が感覚を揺さぶり、知らなかった眼差しの発見を誘う、そんなひとときとなりますように。

へラルボニーアートコレクション

衣笠泰介「ニューヨーク五番街、長老派教会前」
麻キャンバスパネル・油絵の具 130cm×162cm 2015年
税込4,125,000円

衣笠 泰介 / Taisuke Kinugasa(個人|京都府)

生きることは描くこと。家族と世界各地を旅するなかで目にした景色を、光と色彩に溢れた独自の世界観で描き出す。マジカルとも評される色彩感覚と感受性を持ち、何百色もの絵の具から瞬時に色を選んで描き上げる。そのアートワークは国内外で高い評価を得ており、京都上御霊神社と京都御所内白雲神社の絵馬所には、大作絵馬が奉納されている。

伊賀 敢男留「壁:語りかけてくる色」

伊賀 敢男留「壁:語りかけてくる色」
キャンバスにアクリル絵具とオイルパステル F30号
72.7cm × 91cm 2021年
税込979,000円

佐藤 皓平「おばけ」

佐藤 皓平「おばけ」
木製パネル、ペン 90cm×90cm 2016年
税込440,000円

伊賀 敢男留 / Kaoru Iga(個人)

2015年にアール・ブリュット立川に出展したことをきっかけに本格的に制作を始める。絵の具、パステル、色鉛筆と様々な画材を使い、自らの作品を素材にしたコラージュや立体作品も制作する。また音楽や旅行が好きで、20年以上チェロを習い、旅先では新しい土地や文化に触れることを楽しんでいる。会話は苦手だが、人の輪に入ることには躊躇がない。2023年HERALBONYキービジュアルのモデルを務めた。



佐藤 皓平 / Kohei Sato(自然生クラブ)

幼少期から体を動かすことに喜びを見出し、6歳の時にダンス教室に通い始める。現在はダウン症のヒップホップダンサーとして活躍。自然生クラブでは農業や創作田楽舞の太鼓に精力的に取り組み、その迫力ある掛け声は周りの仲間を鼓舞し、引っ張っていく力がある。最初は絵画に対して消極的だったが、今では大画面にペンを自由に走らせるようになった。さらに点と線を独特に組み合わせた文字を描き込むことが増えている。

福井 将宏「キク」

福井 将宏「キク」
アクリル絵具、木板
45.5cm×53cm 2021年
税込187,000円

水上 詩楽 タイトル不明

水上 詩楽 タイトル不明
紙、アクリル絵具 38cm×54cm 2023年
税込154,000円

福井 将宏 / Masahiro Fukui(アートスペースからふる)

モチーフを見ながらアクリル絵具で描くというのが彼の制作スタイル。長年花をモチーフに描いており、近年は一つの花にこだわり何か月も同じ花を描き続けることがある。色や形を単純化して構成する画面の構成力も魅力である。太筆で描き進める作品は、愛らしく、見る人を優しい世界へ連れて行く。
一方、マジックペンで大胆に表現されるオリジナルの「福井フォント」が使われた作品は凛然とした雰囲気を纏い、見るひとの目を惑わせる。



水上 詩楽 / Shigaku Mizukami(やまなみ工房)

様々な色でいくつも描かれた扇形と点の模様。複数の扇形を小さいほうから順に重ねながら描いていき、その上に溝引き棒で3列の点を打つ。気持ちが穏やかな時ほど、きれいな筆使いで整列された点になる。はたして、イメージしているものがあるのか、それとも動きを楽しんでいるのか。一体全体、何を感じて描いているのかは彼にしか分からない。自室の壁紙は四方八方どこを見ても自身が描いたロゴやアニメキャラクターで埋め尽くされている。

ART GALLERY2

~生誕120年~ 三岸節子の〝花〟とその時代たち

2025年11月12日(水)→25日(火)

営業時間:10時〜20時 ※最終日は16時閉廊

今年生誕120年を迎えた洋画壇の重鎮 三岸節子。自らを色彩画家(カラリスト)と称し、情熱的な作風で花や風景を描きました。
花の画家とも呼ばれ、彼女の描いた作品は色褪せることなく、多くのファンから今も親しまれております。
今回氏の燃え上がる情熱的な花の作品と、同時代を共に生きた作家たちの厳選した作品を含め、約30点余りをご紹介させて頂きます。

三岸節子「花(ヴェロンにて)」

三岸節子「花(ヴェロンにて)」
洋画 3号F
   東美鑑定評価機構鑑定委員会 キャンバス裏サイン・タイトル・年記(昭和54年12月ヴェロンにて)
税込6,600,000円

荻須高徳「ジェノヴァ、小径」

荻須高徳「ジェノヴァ、小径」
水彩 24.0×31.5cm 荻須恵美子証明書
税込1,980,000円

ART GALLERY2

いい芽ふくら芽 in TOKYO
ヤングアーティスト公募展

2025年11月26日(水)→12月02日(火)

営業時間:10時〜20時 ※最終日は16時閉廊

2018年より大丸松坂屋グループと八犬堂共催でスタートしたヤングアーティスト公募展「いい芽ふくら芽」が東京で開催されます。
40歳未満、茨城県・神奈川県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・栃木県にゆかりのある作家、155名の中から選ばれた20名の作家による展示です。
各賞の最終審査と同時に販売も行い、皆さまの投票で決定するオーディエンス賞もございます。パワーと可能性溢れる作品の数々をぜひお楽しみ下さい。

◆出展アーティスト
安藤、Amber M、飯塚瑛理、今泉明音、Emui、佐藤唯、佐藤幸恵、繁田穂波、孫璧萱、タニグチカナコ、豊田 玉之介、西川紀絵、西川美穂、hiraco、伏屋友賀、
前川はるな、松尾龍、MOYU、山﨑 真梨恵、劉 毅

いい芽ふくら芽 in TOKYO ヤングアーティスト公募展

いい芽ふくら芽 in TOKYO ヤングアーティスト公募展

ART GALLERY2

いい芽ふくら芽GRADUATES From いい芽ふくら芽
To The World

2025年12月03日(水)→09日(火)

営業時間:10時〜20時 ※最終日は16時閉廊

2018年、スタート時は年に1回、松坂屋名古屋店での開催だったヤングアーティスト公募展「いい芽ふくら芽」は現在全国で展開しています。
本展では過去に入選し、現在精力的に活動している「いい芽ふくら芽」出身作家によるグループ展です。
入選後の作家活動をフォローする大丸松坂屋ならでは企画展です。

◆出展アーティスト
池口友理、ema kawanago、大城 舞華、okushimakazuhito、katekin、金森朱音、桑野美紗、坂井 美里、
佐東ヒロキ、小夜子、珠羽、たかすぎるな。、田嶋 廣春、田代 ゆかり、中村勇太、野原一人、蓮井 彩乃、
木曜日、YuDai、吉田絵美

いい芽ふくら芽GRADUATES From いい芽ふくら芽 To The World

いい芽ふくら芽GRADUATES From いい芽ふくら芽 To The World