2019.03.05 グルメ

洋酒や赤ワインのアテにぴったり♪燻製薫る“いかなごのくぎ煮”。

  • スマ華

    あー!なんかおいしそうなの食べてる!私に隠れてずる〜い!

  • スマ蔵

    ギクッ!バレてしまったか…。

  • なにこれ?いかなごのくぎ煮?
    そっか〜もういかなご漁解禁の季節だもんね!
    近所を歩いててもお醤油で炊かれたいい香りがするわ〜。

  • 神戸の街の風物詩だからな。
    くぎ煮の香りが漂ってくると春が来たと思うな。

  • そういえばなんでいかなごのくぎ煮って言うんだろうね。
    釘と一緒に炊いてるのかな?

  • バカモン!そんなわけあるか!
    いかなごくぎ煮は、生のいかなごの新子を醤油・砂糖・生姜などで甘辛く煮詰めるのじゃが、できあがりが茶色く折れた釘のように見えることからそう呼ばれるようになったんじゃ。
    けっして釘と一緒に炊いているわけじゃないぞ!

  • なんだ〜そうだったんだ!(笑)
    でもこれ普通のくぎ煮とちょっと違う感じだね。

  • これは〈兵庫津 樽屋五兵衛〉の「SMOKED KUGINI」と言って、いかなごのくぎ煮を燻製にしたものじゃ。
    ワインや洋酒などお酒のアテ向きなので、お前にはちと早いかもしれん。

  • へー燻製したいかなごのくぎ煮って珍しい。
    地図が描かれたレトロなパッケージもおしゃれだし神戸土産にもよさそうだね。

  • それは旧居留地時代の神戸が描かれてるんじゃ。
    〈樽屋五兵衛〉は、江戸時代に北海道と大阪を結んだ商船“北前船(きたまえぶね)”が栄えた時代から、現在の神戸の前身地域である“兵庫津”で商いを営み、長きに渡り老舗商家として“兵庫津”の繁栄に貢献してきたんじゃ。
    戦前にいったん暖簾を下ろしたが、諸国の海産物の集約地の利点を生かし1941年に海産物問屋を立ちあげ、平成になって再び“兵庫津”において〈樽屋五兵衛〉の暖簾を掲げあげた由緒ある商店なんじゃぞ。
    ちなみに“兵庫津”は、北前船寄港地として2018年に日本遺産に追加認定されておる。

  • お父さんお得意の豆知識でたー!てか話長っ! !
    昔からある由緒あるお店なんだってことはわかったわ。

    肝心のお味は…ってくぎ煮に燻製の薫りが染み込んでてすっごくおいしい!
    そのままでもいいけど、カナッペとかにも合いそう!
    こんなおいしいもの隠してたなんてお父さんずるい!残りは全部私にちょうだいね♡

  • (この味覚が合うとは、将来酒飲みになるかもしれん…我が娘ながら末恐ろしい。)

創業70余年の歴史を持つ海産物問屋。 〈兵庫津 樽屋五兵衛〉

  • 〈兵庫津 樽屋五兵衛〉SMOKED KUGINI(「燻製」いかなごくぎ煮) 
    税込864円

    兵庫の郷土料理「いかなごくぎ煮」を新たな試みで“燻製”しました。丹念に燻製することでいかなごの芯まで薫りが染み込み、従来のくぎ煮とは全く異なる洋風のテイストを実現。従来のくぎ煮はご飯のお供として主に活躍してきたのに対して、「SMOKED KUGINI」は洋酒や赤ワイン・日本酒といった酒の肴や、 カナッペ・サラダの添え物など、和・洋や食卓の様々なシーンでお楽しみいただけます。パッケージには旧居留地時代・神戸の地図を取り入れたお洒落な装いに。 食べて嬉しい、貰って嬉しい、新しい神戸の手土産が完成しました。

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江戸時代姫路藩の兵庫商人をルーツに持つ、創業70余年の海産物問屋。 “日本の味伝承”を理念とし、合成保存料・合成着色料は使用しない、身体に優しい“本物のおいしい味”を目指しています。とくに鮭といかなごのくぎ煮に対するこだわりはどこにも負けません。

〈兵庫津 樽屋五兵衛〉1F 食品/海産物(鮮魚・塩干)