
6月25日(水)→8月1日(金)
大丸心斎橋店全館・本館1階ウィンドウ
大丸心斎橋店全館・本館1階ウィンドウ


2026年の大丸心斎橋店開業300周年に向けて、地元・大阪出身のコシノヒロコさんと西畠靖和さんにコラボアート作品をお願いし、企画が実現しました。「アート」と「植栽」が響き合うことで、周囲に広がり、繋がっていく波紋のような「円(縁)」をイメージするとともに、今後どんな色にも変化することができるはじまりの色「白」をテーマカラーに表現。今年は万博イヤーということもあり、無色で静寂な石庭や枯山水をイメージした日本的な良さが感じられる空間を創出しています。
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アート制作 コシノヒロコ
PROFILE
岸和田市生まれ。
文化服装学院在学中よりキャリアを重ね、東京、大阪、パリ、ローマなどでコレクションを発表。婦人服、ライフスタイル関連などのファッションアイテムのデザインを手がける一方アーティストとしても活動し、2013年KHギャラリー芦屋を開設。
2021年兵庫県立美術館で開催した規模の展覧会を、2026年には東京でも予定。
1997年第15回毎日ファッション大賞、2001年大阪芸術賞受賞。
この度、全館、ショーウィンドウディスプレイのために「縁」をテーマにしたアート作品を書き下ろしていただきました。
COMMENT
「心斎橋は私にとって看板を上げた原点。墨絵もまたアーティストとしての表現の出発点。今、時を経てこの二点が交わり、新たな“渦”を巻き起こすのです。」
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オブジェ制作 西畠靖和
PROFILE
池田市生まれ。
日本最高レベルの花材卸「花一春園」の2代目。
ベルギーフローラルアートの巨匠ダニエル・オストやイタリアの建築家ジャンニ・フランチョーネなど、コラボレートしたアーティストの数は多いが、「職人」としての立場を貫く姿勢は、アーティスト達からもリスペクトされる。
大丸心斎橋店の年間グリーン監修を担う西畠さんに、コシノヒロコさんのアートからインスパイアされたオブジェを制作していただきました。
COMMENT
「あくまで自分は黒子としてコシノさんのアートを生かすことを心掛け、アートの特徴である“渦”のようなこれから何かを心斎橋から巻き起こそうとしている表現に従い、“螺旋”のようなうねりやひねりのある花材や原木を選択し、コシノさんのアートと一体化することを目指しました。ともにこの地・大丸心斎橋店で何かを巻き起こせたらと願います。」