さまざまな名品がお目見えした2022年上半期。その中から、プロのハートをギュッと掴んだアイテムをご紹介。撮影現場でヘビロテしたメイクアイテムから、エイジングケア*につながるスキンケア、今季のメイクトレンドでもあるチークまでを一挙公開。
*年齢に応じたお手入れのこと
George|ヘアメイクアップアーティスト
女優やアーティスト、モデルからの信頼も厚く、雑誌のカバー撮影をはじめ、広告や写真集などにひっぱりだこ。著書に『ナチュラルなのに肌がキレイに見える Georgeの透けツヤ肌メイク』(インプレス刊)。また、最新の美容情報(特に韓国コスメの感度はピカイチ!)やメイクテクがわかるインスタライブも大人気。@george828
中川知春|美容ライター
美容ライター・エディター。美容雑誌やファッション誌を中心に執筆中。注目の女優、タレント、美容家へのインタビューや美にまつわる書籍も多数手がけている。根っからのミーハーで、最新コスメに目がない。インスタグラムは@chii_bo
戸塚真琴|美容ライター
美容エディター・ライター。ファッション誌や美容雑誌をメインに活動。美容記事はもちろん、トレンドカルチャーやアイドル、食や猫など執筆ジャンルは多岐に渡る。猫好きが高じて、猫の殺処分を題材にした絵本の制作などにも携わる。インスタグラムは@acosu
「撮影で一番使ったコスメ」
ヘア&メイクアップアーティスト Georgeさんセレクト
「ツヤがお得意なSUQQUから登場したファンデーションはさすがの一言。ツヤツヤすぎないフォギーな質感が上品で、しかもコンシーラーを使わなくてもいいくらいカバー力も抜群。重ねても厚塗りにならず、清潔感も感じられる肌になるので、幅広い年齢の方、そしてTVでも雑誌の撮影でもマルチに使えましたね。
美容関係者の間でも“可愛い!”という声をよく聞くジルスチュアートは、シャドウをヘビロテ。ほんのりとした血色感*とナチュラルな立体感*を目元に宿せるカラーは、最近注目のカラーマスカラやカラーライナーを使う時にもおすすめ。粉質がしっとりしているので、まぶたにしっかり密着してメイクがくずれにくい。
豊作だったチークの中でも一番使ったのがTHREEの新チーク。クリームタイプをぼかしてからパウダータイプをふわっと重ねることで、メイクのもちもよくなります。どの色も使いやすいですが、02は自前みたいなじんわりとした血色*になるので、ナチュラルメイクにも使えます」(Georgeさん)
*メイクアップ効果による
< JILL STUART >
まぶたに可憐な血色*を宿す
きらめくカラーが勢揃い。
まるで光に透ける花びらのような可憐な発色のアイシャドウパレット。ハイジュエリーをイメージしたきらめくパッケージもジルスチュアートの世界観を堪能できる。
ジルスチュアート
ブルームクチュール アイズ
03
税込6,380円
*メイクアップ効果による
「今年っぽい顔になれるコスメ」
ヘア&メイクアップアーティスト Georgeさんセレクト
「カラーマスカラやカラーライナーが豊富だった今シーズン。中でもアンプリチュードのカラーマスカラの使用頻度はかなり高めでした。04のデープパープルと05のレッドは、カラーマスカラ特有のオシャレ感を持ちつつ、オフィスにもいけちゃう絶妙カラー。
そしてそのマスカラとの相性バツグンだったのが、アディクションの004SPと015SP。年齢を選ばずメイクがおしゃれに決まるシャンパンベージュのラメと、肌馴染みのいいシャイニーなペールピンクが使えます。質感もしっとりしていて、濡れているようなツヤ感と上品さがいい!
ツヤ感リップが復活した今期を代表するのがYSLのツヤリップ。4番はキャラメルみたいなカラーとジューシーなツヤで、ヘルシーにも色っぽくもおしゃれにもなります。単色使いも可愛いけれど、重ねづけのベースにも使える万能っぷりも選んだ理由です」(Georgeさん)
< Amplitude >
濁りのないクリアな色で、
まなざしの洗練度を上げる。
大人気のカラーマスカラがリニューアル。長さの違う2種類のファイバーを配合しているのでボリュームも長さも妥協することなく、洒落た色を楽しめる。
アンプリチュード
エクストラロング カラーマスカラ
04、05
税込4,840円
「大人の肌に透明感と艶を呼び戻すスキンケア」
美容ライター 中川知春さんセレクト
「くすみ*1や濁り*1が気になる大人の肌だからこそ、丁寧なケアを図りたい。そんな願いを叶えてくれるアイテムに、今シーズンは多数出会えました。落とす、与える、守る。日々のケアで欠かせないステップを頼もしいアイテムに頼ることで、みずみずしく澄み渡るような肌を目指します。
3つのフォーミュラ*2を混ぜることで、多岐に渡る大人の肌悩みを1ステップでケアするランコムの美容液は使い心地も上々。 肌のエイジングケア*3が気になるときにこそ手に取りたいアイテムです。コスメデコルテのシートマスクは軽やかな感触でデイリー使いに最適。キメの整った肌に導く頼もしい保湿力が魅力です。美容ライター仲間の間でも人気の高いのが、KANEBOの新UV。キシキシ感がなくジェルクリームのような感触が長く続き、UVケアがストレスフリーに。みずみずしいけどベタつきにくく、メイクの邪魔をしません。
SUQQUのエイジングケア*3ライン、ヴィアルムのクレンジングクリームはこっくりとしたテクスチャーが肌の上でほどけるようにとろけながらメイクや汚れをオフ。植物由来の微細なスクラブを配合することで古い角質を落とし、洗い上がりの肌がもっちり&明るく!
1ヶ月で肌の美白*4ケアを目指したい。そんなときに投入するのが、アルビオンの集中美白*4美容液。2010年の発売以来、パワーアップを繰り返して今回で5代目。美白*4有効成分コウジ酸が配合されていて、エイジングケア*3という点でいい仕事をしてくれるのです」(中川さん)
*1 古い角層による汚れ
*2 フェルラ酸(整肌成分)、ビタミンC誘導体/3-O-エチルアスコルビン酸(整肌成分)+ナイアシンアミド(整肌成分)、ヒアルロン酸/アセチルヒアルロン酸Na(保湿成分)+リンシードペプチド/加水分解アマ種子エキス(整肌成分)
*3 年齢に応じたお手入れのこと
*4 メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと
< DECORTÉ >
高濃度に配合した“美肌糖”で
潤って明るい肌を目指す。
今年デビューの新ライン、「イドラクラリティ」のシートマスク。オリジナルのコンプレックス“美肌糖*1”やクマザサエキス*2を配合。密着力に優れたシートで“ながら美容”にも最適。
コスメデコルテ
イドラクラリティ トリートメントエッセンス イルミネイティング マスク
14枚入り
税込4,950円
*1〔異性化糖・チョウジエキス・ヨモギ葉エキス〕・グリセリン(保湿)
*2クマザサ葉エキス(保湿)
< ALBION >
1日1本。
透明感に満ちた明るい肌へ。
美白*1有効成分にコウジ酸を配合。肌(角層)のすみずみにしっかり浸透*2し、透明感に満ちた明るい肌へと導きます。1日1本ずつ、28日間の集中ケアができる。
アルビオン
エクシア ブライトニング イマキュレート セラム
〈医薬部外品〉1.5ml×28本
税込27,500円
*1メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと
*2角層まで
「マスクの日にも活躍する旬チーク」
美容ライター 中川知春さんセレクト
「コロナ禍となって以来、存在感がやや薄れていたチークですが、今シーズンはそれが完全復活! 雑誌などのメイク撮影でも、チークを効かせたメイクが多かったですし、日々のメイクでもマスクからチラリと血色*を覗かせるテクニックが注目を集めています。中でも人気だったのが、今回紹介する5ブランドのチークたち。
ジルスチュアートのリップチークは、ふわっとフォギーな質感が洒落てるアイテム。チークに使えば頬に溶け込むような血色*になるし、リップはソフトマットな質感になります。04だけでなく、数色常備して楽しんでいます。
ボビイブラウンもリップとチーク、両方に使えるマルチコスメ。10番は柔らかで自然な血色*に仕上がるピーチブラウン。上品な色なのでオフィスメイクにもおすすめです。
RMKはチーク、ハイライター、アイシャドウとして使える3WAY。さらっとした質感なので、どこにのせてもノーストレス! 指でラフにぼかすだけで叶う透け感ある発色とさりげない血色感*で今っぽいメイクが簡単に。
大人でピュア。そんな雰囲気に仕上げたい日に活躍してくれるのがTHREEのチーク。完全なるイエベな私でも使える青みピンクが素晴らしい。クリームにパウダーを重ねることで自前みたいなツヤ血色*に。
パウダーなのにしっとり。そして上品なツヤに『さすがSUQQU!』と唸らされたパウダーチーク。大人に似合うピンクベージュの04のほか、肌の透明感を上げたい時には01をフェイスパウダー的にも使っています」(中川さん)
*メイクアップ効果による
< RMK >
ほんのりツヤめく血色*が、
ワントーンメイクに最適。
クリーミィなテクスチャーはシアーな発色で使いやすい。薄く重ねていくことで、深みのあるカラーに仕上がる。ほのかなツヤ感も魅力!
RMK
RMK カラースティック
05
税込3,300円
*メイクアップ効果による
< THREE >
くすみ感のない青みピンクは、
透明感が欲しい時のマストハブ。
クリームとパウダー、2つの質感が1つのパレットにIN。クリームはなめらかに伸び広がり、そこにパウダーを重ねることでニュアンスある血色*に。
THREE
ブロウンアウェイ ブラッシュデュオ
01
税込4,180円
*メイクアップ効果による
「旬度を上げる、洒落ネイル」
美容ライター 戸塚真琴さんセレクト
「2022年の上半期はとにかくネイルが超豊作!これまでネイルの取り扱いがなかったセルヴォークが満を持してネイルを発表したり、ジルスチュアートやRMKといった人気ブランドがネイルを一新したり。さらに、話題の新ブランド、エレガンス ラズルからもキュートすぎるネイルが登場しています。
どのブランドもカラバリの豊富さや色みの可愛さはもちろん、まるでジェルネイルのような仕上がりを得ることができるなど、ハイクオリティ。セルフネイルの新時代に突入したなと感じます。雑誌でネイル特集を何度か組んだ際には、ネイリストさんたちのテンションがぐっと上がる様子を見られたので、爪先から可愛さを取り入れるものを、この夏はぜひ」(戸塚さん)
< RMK >
洒落たカラーのネイルは、
アクセを纏うように使いたい。
“日常の景色に存在する色”からインスパイアされて生まれたRMKの新ネイルライン。速乾で美発色。11はオシャレ感が纏えるマスタードカラー。19は水色とグレーの中間のような都会的なカラー。
< Elegance >
鮮やか&個性的なカラーで
プレイフルな指先に!
今年4月にデビューしたばかりの新ライン、エレガンス ラズル。ネイルは全25色をラインナップ。15は遊び心満点のホログラムみたいなラメ入り、02は夏の日差しにも似合うライムカラー。
エレガンス ラズル
エナメルラッカー
15、02
税込1,320円
< JILL STUART >
ブランドらしいルックスと、
旬のカラーにプロも納得!
ヴィンテージの香水瓶をイメージしたボトルとやわらかな香りでネイルを塗る時間を優雅に演出。11は光の角度で色と輝きが変わる偏光のパープル。06は大人っぽくまとまる深いローズ。
< Celvoke >
天然由来成分70%以上配合。
旬をもたらすモードなカラー。
ファン待望のネイルが登場。セルヴォークらしい絶妙なくすみ色たちは、ひと塗りで指先に旬が宿る。04はさりげなく、指の美しさを底上げするヌードなベージュカラー。03は、ペディキュアにもおすすめの情熱的テラコッタ。
「即美肌を叶えるベスト下地」
美容ライター 戸塚真琴さんセレクト
「みずみずしい仕上がりのメイクアップベースが豊作だった2022年上半期。アディクションのスキンプロテクター カラーコントロールは、美容液成分たっぷりのため仕上がりのみずみずしさが魅力。4色のカラー展開で、肌のトーン補正と毛穴をカバーしながらナチュラルにトーンアップさせてくれます。
クレ・ド・ポー ボーテの下地が生み出すツヤ感にも注目! シミや色むらを補正しながら、大人の肌を明るく見せ、メイク直後のような肌印象をキープ。ITRIMのPPクリームは、しっかりとしたカバー力とスキンケア機能を併せ持つアイテム。フィット感を追求しつつ、軽やかな塗り心地が特徴。また透明感とハリ感にもこだわっていて、薄づきだけど美肌が持続。
ジルスチュアートの下地は、もはや下地という概念を超えて乳液のようななめらかさで肌を包み込むアイテム。パールやダイヤモンドパウダーが配合されているので、肌の内側から輝くように発光し、“グロウシフォン”肌へと導いてくれます。下地としてだけでなく、UVケア機能を備えているのもおすすめポイント」(戸塚さん)
< ITRIM >
デリケートな大人の肌を、
健やかに守り、美しく。
プライマー、スキンケア、プロテクターの3機能を搭載したPPクリーム。セラムのようなテクスチャーで肌に伸び広がり、毛穴やくすみをカバー。Awafujiは透明感を上げるパープル。ハリ感アップも叶う。
イトリン
エレメンタリー エッセンシャルPPクリーム Awafuji
SPF45・PA++++、28g
税込11,000円
< Clé de Peau Beauté >
ブライトニング成分を
配合し、明るい肌へ
美白*1有効成分4MSK*2を配合し、明るく澄んだ肌を目指すメイクアップベース。なめらかでしっとりとしたつけ心地なのに、カバー力がキープ。うるおいで肌の内側から光を放つようにトーンアップするので、シーズンを問わずに使える名品。
クレ・ド・ポー ボーテ
ヴォワールルミヌ
〈医薬部外品〉SPF38・PA+++
税込7,150円
*1メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと
*24-メトキシサリチル酸カリウム塩
< ADDICTION>
なりたいムードの肌に。
4色のカラープライマー。
美容液*1成分を91%配合し、UVカット効果も備えた優れモノ。赤みを補正するグリーン、透明感を引き出すラベンダー、色ムラやくすみを整えるベージュ、華やかな血色*2を仕込めるピンクの4色をラインナップ。
アディクション
スキンプロテクター カラーコントロール
全4色、SPF40・PA+++、30g
税込4,180円
*1美容液とは、粉体を除くエマルジョンのことです
*2メイクアップ効果による
写真/植田翔 スタイリング/仲本結 企画・文/中川知春 企画・編集/戸塚真琴 WEBデザイン/唯木友裕(Thaichi) 制作・編集/河邊里奈(EDIT LIFE)、松尾仁(EDIT LIFE)
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