昨年9月に開催された大丸心斎橋店グランドオープン2周年のイベントでは、人気ヘアメイクGeorgeさんに登場いただき、インスタライブを開催しました。大丸心斎橋店のコスメフロアでコスメハンティングを行い、翌日には「透けツヤ肌メイク」を叶えるメイク術をライブ配信。こちらの記事では、メイク動画の内容をアーカイブレポート! Georgeさんならではのテクニックを手に入れて、毎日のメイクに磨きをかけて。
George|ヘアメイクアップアーティスト
女優やアーティスト、モデルからの信頼も厚く、雑誌のカバー撮影をはじめ、広告や写真集などにひっぱりだこ。著書に『ナチュラルなのに肌がキレイに見える Georgeの透けツヤ肌メイク』(インプレス刊)。また、最新の美容情報(特に韓国コスメの感度はピカイチ!)やメイクテクがわかるインスタライブも大人気。@george828
メイクアップベースで
立体的な顔を演出。
最初に使ったのは、イニスフリーのパープル下地。両頬、鼻上、おでこ、あごの5点に、ベースを横長に広げながらつけていきます。
「透けツヤ肌メイクの書籍では水色を使ったのですが、今回はパープルを使ってメイクしていきます。パープルを使うと肌の黄みがとれて、トーンアップして見えるのでおすすめ! また、首元のカラーが気になる人は、パープルのベースを手に広げて、首の境目の部分に軽くのせてあげると自然な仕上がりになります」 (Georgeさん)
< イニスフリー >
うるおい肌へと整える、
トーンアップベース。
肌にうるおいを与え、なめらかな状態へと整えるメイクアップベース。素肌にのせるとうるおいでトーンアップし、フラットな状態へと導く。なじみがよく、上から重ねるファンデーションの塗りやすさもアップ。黄みが気になる人は3のパープルカラーを選んで。
イニスフリー
ミネラル メイクアップ ベース N3
SPF 30・PA ++
税込1,540円
続いて、水を含ませたスポンジを使ってイニスフリーのベースを肌全体に広げていきます。
「水スポンジで広めにトントンと伸ばしながら、一度全体に薄くなじませます。さらに黄み感をなくすために、目の下とまぶたには“追いベース”を。これは目元がくすみやすい人におすすめです。しっかりと重ねて伸ばしていくと、夕方になってもくすみづらくなりますよ! これだけで肌にツヤが出て、トーンアップします」(Georgeさん)
< イニスフリー >
ファンデーションの、
密着度を上げるスポンジ。
立体型のブレンダーは、ファンデーションを肌にピタッと密着させ、フローレスな理想の肌へと導いてくれる。面積の異なる斜めカット面によって、素早く簡単に完成度の高いベースメイクを実現。また、余分なテカリを吸い取って、肌表面を均一に整え、なめらか肌へ。
イニスフリー
エッジカバー ブレンダー 02
税込550円
ハイライトとして、SUQQUの下地をのせていきます。おでこや頬骨の上に、トントンと指でベースをのせていくイメージです。
「立体感を出したいところに、トントントンっとのせていきます。おでこや目の下などを中心にのせ、最後にスポンジで伸ばしていきます。濡れスポンジでなじませると、メイクがとれにくくなりますよ! さらに、下地を薄く重ねづけすることでメイクが崩れにくくなり、透明感も長時間持続。毛穴が気になる人は、このあとに毛穴用の下地を部分的につけるのもおすすめです」(Georgeさん)
気になる影やくすみを、
コンシーラーで薄くカバー。
アディクションのコンシーラーをつけていきます。右上のピンクのコントロールカラーを薬指で薄めにとり、目の下の影になっている部分にトントンとのせていきます。さらに鼻横の赤みや、シミが気になる箇所にも薄く重ねていきます。
「コンシーラーは薬指でくるくるしながらとって、薄くつけていきます。あくまでも薄くっていうのが大事。隠そうと思ってたくさんつける方、結構いらっしゃるんですけど薄くで大丈夫です!」(Georgeさん)
続いて、左下の黄色のコンシーラーを目の下の影になっている部分に、上から重ねます。
「影の部分にちょっとずつ重ねるだけ。鼻の付け根部分にも入れるとハイライト効果が生まれるのでおすすめです。さらに、下唇の横のくすんでいる部分にも本当に薄くだけのせていきます。目の上にもちょっとだけのせてなじませると、くすみが緩和されますよ。それを上から、先ほどのスポンジでトントンさせながらなじませていきます。赤ぐまや青ぐまでくすみやすい人は、意外とピンクのコンシーラーを持っていると重宝するかも。大きなシミはオレンジ、ニキビは全部のベースメイクが終わった最後にカバーすると、キレイに隠れるはずです」(Georgeさん)
クッションファンデで、
隙なし透明肌作り。
クッションファンデを半顔ずつつけていきます。頬や小鼻など赤みの気になる部分からのせていき、おでこや顎にも重ねます。つけるときには、下から上に優しくトントンすると◎。
「クッションファンデは最初のうち、すごくたくさんつくので調整しながらのせていきましょう。赤みが気になる部分からトントン重ねていきます。内側から外側に向かって薄く重ねていくのですが、引っ張りながらつけるのはNG。下から上に向かって、軽く叩き込むようにのせるのがポイントです。目元はコンシーラーをつけているのでなじませる程度で。このクッションファンデはカバー力もあって、ほどよいツヤで、大気汚染からもカバーしてくれる優れものです。内側から外側に向かってつけていくことで、顔の中心部に立体感が生まれますよ! つけ終わったら最後にスポンジで“追い叩き”をして、ヨレやムラをなくしてくださいね。つけすぎが気になる人は、ティッシュオフしてください」(Georgeさん)
< NARS >
素肌を活かした自然な仕上がり。
大人気のクッションファンデ。
乾燥を防いで、素肌っぽさを残したみずみずしく自然な仕上がりを叶えるクッションファンデは、発売以来絶大な人気を誇るアイテム。ブランド史上最高レベルのプロテクト機能を搭載し、紫外線だけでなく大気汚染からも肌をガード。重ね塗りしても厚ぼったくならず、均一な肌トーンに仕上がる。
仕込みチーク&仕込みリップで、
透明感を格上げさせて!
笑ったときに上がるところに、ポンポンと指でチークを重ねて血色感をプラスしていきます。唇にはリップバームをのせて、自然な赤みを入れて……。
「口角を軽く上げたときに、頬が少し高くなる位置にポンポンとのせていきます。頬骨が気になる人は、高い位置につけなくてもOK。一回つけたら、ちょんちょんと両手でなじませると、自然な血色感が生まれます。続いて、リップを直塗りで。先にリップやチークを仕込むと、バランスがよくなりますよ」(Georgeさん)
みんな大好きなパウダーで、
崩れにくさを強化。
パウダーは部分的につけていきます。パウダーの下の色をブラシにとり、眉や顔まわり、小鼻横、首などにのせていきます。
「パウダーは部分的に。ツヤ感とチークの血色感は残したいので、眉や顔まわりにのせます。眉は中までしっかりと重ねると、上からペンシルで描きやすくなりますよ。崩れやすい顔まわりや小鼻部分にはさらっとのせていくと◎。また、目元がヨレやすい人は、NARSのブラシを使ってパウダーを重ねると崩れにくさがアップ」(Georgeさん)
< Amplitude >
自然な肌色補正で
上質ツヤ肌に。
肌色補正効果が選べる4種のプレストパウダーは、肌にまとうだけで上品な奥行きとツヤ感を映し出すアイテム。3色を混ぜて使うことで肌色の絶妙なニュアンスを表現し、さらに透明なヴェールをのせて、ツヤのある肌を作り上げる。気になる凹凸をカバーして、均一できめ細やかな印象へと導く。
眉毛は毛流れを整えて。
ペンシル&ブロウマスカラ仕上げ。
眉はブラシで毛流れを整えてから、ペンシルで描いていきます。
「自分の眉に合わせて描いていくのがベスト。毛が少ない部分から描き足すイメージで、左右のどちらか描きやすいほうから描くといいですよ! このペンシルはナチュラルにふわっとした眉毛が描けるので、普段パウダーを愛用している人にもおすすめ。ペンシルで仕上げたら、最後にスクリューブラシで整えて。ちなみに、今年は眉毛の形はなんでもOK。その代わり、カラーで遊びを加えるとトレンド感が出ますよ」(Georgeさん)
上から、アイブロウマスカラを重ねて今年っぽさをオン。「眉尻から毛流れに逆らうようにして塗ると、色がしっかりとつきます。毛流れは最後に整えればOK。赤いカラーをのせるだけでトレンド感が出るし、目元に透明感が生まれます。眉頭を立てるとハンサムな仕上がりに」(Georgeさん)
腫れぼったくならない、
赤みシャドウメイク。
左下の練りシャドウを薬指にのせ、アイホール全体に軽く伸ばします。続いて、左上のマットカラーを付属のブラシを使って重ねていきます。次に右上のハイライトを付属のブラシにとり、眉下に軽くのせたら、目尻には左上のマットカラーを小さめのチップにとり、目尻から目頭に向かって重ねます。最後に大きめのチップに右下のカラーをとり、下目尻と二重幅分に色を重ねていきます。仕上げにNARSのブラシで右上のハイライトカラーをとり、下目頭から目尻までのせます。
「眉色と合わせて赤みシャドウを塗っていきます。目頭側に赤シャドウをつけると、目が腫れぼったく見えてしまうので注意が必要。目尻側に赤みが出るようにすると、キレイに発色して、一重の人や奥二重の人でも腫れぼったくなりません! 最後にNARSのブラシでハイライトカラーを重ねることで、赤みが薄まって自然な仕上がりに。ナチュラルな涙袋が作れますよ!」(Georgeさん)
< Celvoke >
絶妙配色で、
冬メイクを華やかに。
秋冬の流行色である赤を基調とした限定アイパレット。軽い質感でまぶたにすっと密着するテクスチャーは、植物オイルが配合されていて、しっとりとした使用感が特徴。重ねるごとに深みが生まれ、印象的な目元へと導いてくれる。
セルヴォーク
ヴォランタリーベイシス アイパレット
(限定パッケージ)EX07
税込6,820 円
*販売終了
ナチュラルブラウンで、
アイラインをオン。
ブラウンのペンシルライナーでラインを引きます。
「目を開けたままの状態で、目尻を少し引っ張りながらまつげとまつげの間に目尻部分だけ引いていきます。太くなりすぎた場合は、綿棒でラインの下をなぞるとキレイに仕上がりますよ」(Georgeさん)
< イニスフリー >
にじみにくさ抜群のスリムライナー。
ジェルのようにやわらかなテクスチャーでスルスルと描くことができる、1.2mmの極細ライナー。まつ毛とまつ毛の隙間をしっかりと埋めるため、はっきりとした目元を演出できる。にじみにくく、長時間キープできるのも嬉しい。
イニスフリー
スキニー マイクロライナー #4
税込990円
下から持ち上げて、
まつげをキープ。
まつげをアイラッシュカーラーで根元からしっかりとあげます。マスカラも根元からしっかりと塗布。
「根元からしっかりと引き上げたら、上からも重ね塗り。もう一度根元から塗ったら、そのままキープを。マスカラを塗ったときにまつげとまつげの間が気になる人は、アイライナーで埋めていきましょう。粘膜にはつけずに、間を埋めるようにしてくださいね!」(Georgeさん)
ふわっとピンク。
頬にヴェールを纏う。
ブラシに軽くチークをつけて、手の甲で量を調整したら、頬を磨くようにしてつけていきます。
「チークはブラシで磨くようにつけるのがポイント。内側からギザギザギザギザと色をのせていきます。骨格を気にして入れるのではなくて、あくまでもピンクのヴェールで色付けする気持ちで。しっかり入れると今年っぽいメイクになりますよ!」(Georgeさん)
< LUNASOL >
ふわっとツヤっと。
肌に透明感を宿す青みピンク。
透明感ある発色でふんわり頰を彩る人気のパウダーチーク。さりげないツヤも魅力。
最後にリップで
秋らしさを上乗せ。
リップは直塗りで、下唇の内側から塗っていきます。
「リップはアウトラインではなく、内側から塗って一度上下をなじませます。さらに指で唇全体に伸ばしたら完成。濃いめのカラーでもなじんで、おしゃれな雰囲気が出ますよ。好みによって色を重ねてみてください」(Georgeさん)
< SUQQU >
端正だけど使いやすい、
ブラウン系レッド。
この秋デビューの注目リップ。閉塞感のないシアーなマットは、デイリーにも使いやすく、秋のスタメンになりそう。昨年から人気継続中のブラウン系レッドは、幅広いファッションに似合う。
仕上げにハイライトで
立体感を演出。
アディクションのコンシーラーパレットの左上のカラーを指にとり、鼻の付け根や鼻先など、立体感を出したい部分に塗布していきます。
「鼻が低い人は鼻の付け根や鼻先、上唇の上などにも軽くつけていきます。顎先や、頬骨の高い位置にもツヤをプラス。くすみ感がなくなって顔もリフトアップして見えます!」(Georgeさん)
透けツヤ肌の秋バージョンメイクの完成。ベースをしっかりと作り込むことで、透明感が生まれてトレンド感がアップ。秋から冬にかけて、こっくりとした色みでも透け感が出るメイクに仕上げてみてくださいね!
写真/田上浩一 企画・文/中川知春 企画・編集/戸塚真琴 WEBデザイン/唯木友裕(Thaichi) 制作・編集/河邊里奈(EDIT LIFE)、松尾仁(EDIT LIFE)
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