塚田美登里 Beginning to Blue
■11月9日(水)→15日(火)〈最終日は午後4時閉場〉
海底の泡、水面の細波、植物の葉脈や細胞等、見るものの感性で多様な自然の深淵さを思わせる塚田の造形は、繊細であり、有機的でダイナミックという相反するイメージを併せ持つ。
熱を加えながらガラスの自重によって形成した後、研磨やカットを施すという複雑で手間の掛かる工程を一人でこなしている。
塚田は作家としての活動を始めて23年になる。
近年は北陸を拠点に”KOGEI”の旗手として注目を集め、作品はPhiladelphia Museum of Art 、The Museum of Contemporary Design and Applied Arts(MUDAC)、金沢21世紀美術館など国内外の美術館に多数収蔵されている。
今回の展示では最新作の「Beginning to Blue」のシリーズを軸に、感受性を備えた技術力と、素材と実直に対峙する姿勢で表現の深く多様な造形美の作品を展観いたします。
自然でなめらかなオーガニックラインが魅力です。

H21cm×W46.5cm×D27cm
税込363,000円

H10×W29.8×D18.4cm
税込143,000円

H3.8 ×W5.0×D5.0cm
税込61,600円
作家略歴
- 岐阜県生まれ。
- 2002年 富山ガラス造形研究所研究科修了。
- 2004年 金沢卯辰山工芸工房修了。
- 2006年から金沢卯辰山工芸工房専門員として勤務。
- 2011年 富山市内に自宅件工房設立。
- 2013年 国際ガラス展・金沢2013 金賞他受賞多数。