篠原希 作陶展

■10月14日(水)→20日(火)
〈最終日は午後4時閉場〉

信楽の土の質感にこだわり、独自の造形表現を追求し続ける篠原希先生。
釉薬をかけずに千二百度から千三百度の高温で焼き上げる焼締めの特徴は、窯の中の炎で薪の灰が舞い上がり熔かされて生み出される窯変の美。
同じ窯で焼いても灰の当たり具合でひとつとして同じものはありません。まさに作り手の技と自然の力が生み出す奥深い味わいが最大の魅力です。炎と灰によって千変万化する焼締め表現をどうぞご堪能くださいませ。

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「焼締蹲壺(やきしめうずくまるつぼ)」
径17.2×17.6×高さ18cm 税込55,000円
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「火色皿」
径32.1×31.9×高さ5cm 税込33,000円

プロフィール

  • 篠原 希 Shinohara Nozomu
  • 1972 大阪府生まれ
  • 1991 信楽 古谷信男氏に師事
  • 1998 信楽窯業技術試験場釉薬科修了
  • 1999 信楽町黄瀬にて独立作陶
  • 2004 伊賀に新たに窖窯を築く
  • 2007 信楽焼伝統工芸士に認定
  • 2008 日本伝統工芸近畿展入選(’09, ’10, ’12)
  • 2012 第23回秀明文化基金賞受賞ほか
  • 全国各地で個展、グループ展を中心に活動