ガレ&ドーム アール・ヌーヴォーのガラス展

■10月28日(水)→11月3日(火)
〈最終日は午後4時閉場〉

19世紀末にフランスで花開いた「アール・ヌーヴォー」芸術。その中心的存在であったガレとドーム。
ガレは1878年のパリ万博で日本芸術に着想を得た「ジャポニスム」作品を発表し、評判を博しました。
1889年パリ万博ではガラス彫刻作品を多数出品し見事にグランプリを獲得しました。
ガレの成功に触発された同郷のガラス工房ドームは芸術作品の制作に乗り出しました。
ガレとドームは独自の技法を駆使し、切磋琢磨しながらガラスという素材を芸術に昇華させて行きました。
そして1900年のパリ万博では両者共にグランプリを獲得し世界的な評価を獲得しました。
今展では初期の「エナメル彩作品」や、光を通し幻想的な美しさを醸し出す「ランプ」など両巨匠の約50作品を展観いたします。

img1
エミール・ガレ「向日葵文カボッション花器」
高さ30cm 1890年頃制作
技法:カボッション、エナメル彩色
税込2,970,000円
img2
ドーム兄弟「湖畔風景文ランプ」
高さ35cm 1900年頃制作
技法:ヴィトリフィカシヨン、酸化腐食彫刻、エナメル彩色
税込8,800,000円