マイセンとセーブル アンティーク名窯展

■11月18日(水)→24日(火)
〈最終日は午後4時閉場〉

その昔ヨーロッパ王侯貴族は芸術に多大な関心を寄せました。
中でも磁器の蒐集は富と権力教養の象徴であり、その製法は謎に包まれ秘法解明に躍起となっていました。そして長い研究の末ついに1710年マイセンはヨーロッパ初の硬質磁器の焼成に成功しました。その結果、磁器はヨーロッパ文化の華やかな時代と共に歴史上欠くことの出来ない芸術へと昇華しました。
後にセーブルはフランスが誇る国立窯として装飾品や食卓を彩る食器の宮廷様式を確立しました。
この度、およそ300年の歴史に培われた磁器の世界をマイセン、セーブルを中心とする初期18世紀から20世紀初頭のアール・デコ期までの飾壷、人形、テーブルウェア等、再現する事が難しい技術や造形を施した作品を展覧いたします。
時代を超えても尚、人々を魅了し続ける絢爛華麗な磁器の魅力をご堪能下さい。

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マイセン
「染付四季の置時計とキャンドル3点セット」
時計 H62×W40×D20cm
原型:Ernst August LEUTERITZ 1880-1900年
税込8,250,000円
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マイセン
「花と果実絵両手付飾壷対」
各 H56×W26.5×D26.5㎝ 1880-1900年
税込6,600,000円
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セーブル
「ビスク『母子像』」
H37×W39×15㎝ デザイン:Gaston Louis Joseph CONTESSE 1934年
税込1,320,000円