-Nobody- 谷口小夏 展
■12月9日(水)→15日(火)
〈最終日は午後4時閉場〉
デジタルネイティブ世代である谷口小夏は、「SNSにアップされた画像は、匿名の場であるからこそ表現できる個人の本質を写したものではあるが、彼らが見せたくないと思ったものはそこには存在していない。
そのため、全てを露わにしているような画像にも大きな秘匿性があり、ネット世界に存在するモノは常に匿名性を帯びている。
画面越しの人物は永遠に受け手にとってどこかの誰かであり、同時にどこの誰でもなかったりする。」と指摘しています。
本展では、ネット上に溢れかえる画像や映像を参考に作り上げた人物に、自身が考える「特定の何か」を秘めさせることにより制作された「どこかの誰かであり、どこの誰でもない存在」であるポートレートを展示いたします。
是非ともご高覧くださいますようご案内申し上げます。