松村公嗣 展

■12月11日(水)→17日(火)
〈最終日は午後5時閉場〉

現代日本画壇を牽引する一人である松村公嗣先生。所属する日本美術院では同人、理事を務められ、また母校・愛知県立芸術大学では半世紀にわたり後進の指導に注力、昨年学長を退任されました。
その退任記念の回顧展が11月に松坂屋美術館にて開催されるに際し、松坂屋名古屋店美術画廊、大丸心斎橋店アールグロリューギャラリーオブオーサカにおきまして、新作を中心とした作品展を開催いたします。
2020年のJ. フロント リテイリング株式会社のカレンダー原画6点に加え、10年近く手がける『文藝春秋』表紙絵(2016年掲載)12点、そこに新たに筆を執った作品を併せ約40点の展観となります。
師である片岡球子先生から受けた薫陶を礎として、一処にとどまることなく作風を変化させ、様々なモチーフに挑戦し続けてきた松村先生の、現在の到達点を示す力作の数々をぜひこの機会にご高覧賜りますようご案内申しあげます。

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「どんど」F8号
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「なごり雪」F8号
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「舟唄」F8号
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「春牡丹」F8号

プロフィール

  • 1948年 奈良県生まれ
  • 1974年 愛知県立芸術大学大学院終了 片岡球子に師事
  • 1993年 名古屋御園座緞帳「十二支」原画制作
  • 1998年 日本美術院同人推挙
  • 2000年 愛知県立芸術大学日本画教授
  • 2010年 絵本『すみ鬼にげた』「第57回産経児童出版文化賞」美術賞受賞。春日大社「平成おん祭絵巻」全6巻完成奉納
  • 2011年 『文藝春秋』表紙絵(1月~)
  • 2013年 愛知県立芸術大学学長
  • 2019年 「愛知県立芸術大学学長退任記念 松村公嗣展-巡る-」(松坂屋美術館)
    「松村公嗣展」(松坂屋名古屋店・大丸心斎橋店巡回)開催
  • 現 在  日本美術院同人、理事、愛知県立芸術大学名誉教授