可能な限り美しく、未来に伝えるために。数々の名作を特別な紙や印刷技術でアートに!
マンガを文化遺産として後世に伝えることをビジョンとし、マンガ雑誌やコミックスで愛され、読者の手の中で読まれてきた名作の数々を、壁にかけて鑑賞するアートとして展示・販売。マンガの世界観を最大限に生かし、経年による褪色劣化を最小限に抑えるために、美術館の収蔵作品に使われる紙や希少なコロタイプ印刷、活版印刷など、最良のマテリアルと技法を選び抜いています。
かつてなかったリアルな色彩とディテール
作者が描いた原画の色、通常の印刷では再現できなかったディテールを、高精細デジタル化技術と高品質インクジェットプリントでリアルに表現。プロの写真家や美術品複製などに用いられるコットン100%の紙に、耐光性の顔料インクでプリントしています。原画サイズと大きく引き伸ばしたサイズ、2種をセットに。
●用紙:ベルベット・ファイン・アート・ペーパー
●プリント方式:アーカイバル・インクジェット・プリント

尾田 栄一郎
波乱の展開を予想させる胸たぎる一幕。ルフィがファイティングポーズを見せ、新世界の強者たちが集結し、ONE PIECEのロゴが燃えるように。印判サイン入り。
「ONE PIECE / Fighters of Corrida Colosseum」
(2024年、84.1×59.4cm〈A1〉・59.4×42cm〈A2〉、ED20)税込297,000円

池田 理代子
赤い薔薇が舞う中、深紅の衣装に身を包み、剣を抜こうとするオスカル。強いまなざしを向け、青く表現された髪を風になびかせています。直筆サイン入り。
「ベルサイユのばら / 剣を抜くオスカル」
(2023年、84.1×59.4cm〈A1〉・59.4×42cm〈A2〉、ED10)税込297,000円

久保 帯人
ふわりと雪が舞う中、彼らと初詣へ向かうような気分になる作品。2枚の原画をデジタルレタッチによって1枚につながって見えるように仕上げました。印判サイン入り。
「BLEACH / 無題」
(2024年、84.1×59.4cm〈A1〉・59.4×42cm〈A2〉、ED20)税込297,000円
驚くほどの版を重ねた色鮮やかな絵巻
なめらかで精緻な濃淡表現を得意とし、文化財の複製などに用いられる写真印刷技法コロタイプ。費用や時間の面で一般向けでなく、今や日本で唯一、京都の便利堂だけがカラーのコロタイプ印刷を行っています。日本画の巨匠たちも好んだ強く美しい越前和紙に、常識を超えた数の版を重ねて多色刷り。
●用紙:手漉き越前和紙
●プリント方式:コロタイプ印刷

尾田 栄一郎
連載20周年記念に描き下ろされ、多くのファンに愛されてきた作品。1枚につき通常の商業印刷の約4倍にあたる16〜17版、3枚に計50版を重ね、カラフルな世界を大判の越前和紙に余すことなく表現しました。写真は3枚をつないで巻物のように仕立てた巻子装です。
「ONE PIECE / The Scroll 壱」
(2024年、68×46.8cm×3枚、ED55)税込990,000円
巻子装オプション 税込660,000円
※写真の作品はオプションを含めて税込1,650,000円
マンガの原点に立ち返る活版平台印刷
マンガを草創期から支えてきた活版印刷。その原点に立ち返ると同時に、希少な印刷技術を未来へ伝えることを目的とし、活版平台印刷機を使用。高い印圧から生じる紙の凹凸感、特有の文字のにじみなど、モノクロームの世界を味わい豊かに仕上げています。
●用紙:グムンドコットン マックスホワイト
●プリント方式:活版平台印刷

尾田 栄一郎
ナミがカリファとの戦闘で技を放った印象的なシーン。白い線が走る特徴的な書体、画面に飛び交う大小の効果音の描き文字によって、目で音を聴いているかのよう。印判サイン入り。
「ONE PIECE / 雷光槍=テンポ」(2023年、59.4×42cm〈A2〉、ED20)税込495,000円

久保 帯人
氷輪丸が卍解した姿。グラデーションを描く背景のスクリーントーン、巨大な氷の竜や結晶を表す描線、死神の黒い衣装など、それぞれ異なる版を使用して重ね刷りしています。直筆サイン入り。
「BLEACH / 大紅蓮氷輪丸」(2023年、59.4×42cm〈A2〉、ED20)税込495,000円
金属版×金属活字による活版印刷を再現
マンガの絵の部分を亜鉛板に腐食製版し、ふきだし部分を糸ノコでくり抜き、そこに一文字ずつ拾い並べた活字を埋め込む。今だと気が遠くなるように思える作業が、1970年代頃まで普通に行われていました。金属の版や活字は溶かして再利用していたため、当時の実物は現存せず、半世紀を経た今、版づくりから再現。
●用紙:グムンドコットン マックスホワイト
●プリント方式:活版印刷










