「もとまち こども大学」神戸学院サイエンスLab.~おもしろ科学実験!~

開校日:2023年8月12日

■内容

神戸学院サイエンスLab. ~おもしろ科学実験!~


■講師

神戸学院大学 薬学部 科学クラブ


今回のワークショップは、夏休み特別企画として6日間開催するプログラムの第5回目。
「人工イクラのドーム」「瞬間冷え冷えパック」の2つの科学実験プログラムを開催しました。

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■人工イクラのスノードームづくり


「人工イクラのスノードームづくり」では、アルギン酸ナトリウム水溶液(コンブなどの海藻に含まれる多糖類を抽出、精製したもの)を塩化カルシウム水溶液の中に滴下すると、接触した水滴の表面がゲル化したゼリー状に固まります。
その反応を利用して、人工イクラ作りを行い、スノードームの雪に見立てます。
スノードーム液は学生が事前に実験を重ね、塩化カルシウム水溶液や洗濯のりなどを用いてスノードームの中でゆっくりと人工イクラが舞い落ちるように調合を行いました。

まず発泡スチロール球でつくった雪だるまに色づけを行い、準備された6色から好みの色で人工イクラの雪を作り、最後にスノードーム液の中に人工イクラ、好みのラメ、雪だるまを入れて、スノードームの完成です。

■瞬間冷え冷えパックづくり


「瞬間冷え冷えパックづくり」では、尿素が水に溶けるときに起こる吸熱反応を活用し、瞬間冷却パックをつくります。
見た目でも楽しめる様に、12色の絵の具を準備し、子どもたちに好みの色水を作ってもらい、カラフルな瞬間冷却パックが完成しました。


10時の開店と同時に整理券待ちの並び列ができ、約300人の方が訪れ、子どもたちだけでなく家族で楽しみながら体験し「チラシを見て、今日の実験をとても楽しみにしていました」との声もありました。



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