「もとまち こども大学」こども経済教室 経済発展の起源を学ぼう! ~戦後の日本企業のイノベーションを学び、ラジオ作りに挑戦してみよう~

開校日:2018年10月28日

■内容
こども経済教室 経済発展の起源を学ぼう! ~戦後の日本企業のイノベーションを学び、ラジオ作りに挑戦してみよう~
【1】日本経済の進化を学ぼう!
【2】ラジオ作りに挑戦してみよう!

■講師 経済学部 教授 井上 善博氏、経済学部の学生のみなさん

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01.jpg 「経済」という言葉には、国を治め、豊かにし、民を救うという意味があることと、国・企業・家計の間で経済取引が成り立つことの説明を受けたあとは、「自分たちがほしいプレゼントを考える」というテーマで、フリップに自分がほしいものを書き、実際に経済取引について具体的なイメージについて考えました。こどもたちは、洋服やペット、ゲームなど、自分たちがほしいものを挙げ、それについて発表しながら、一緒に「物を買うこと」について学びました。 次に、こどもたちがほしい物の中で人気が高かった「ゲーム」で有名なソニー株式会社について、どのような会社なのか、その歴史を紐解きながら、第二次世界大戦後の経済発展について考えました。ソニーの会社としての発展を通して、経済発展のためには何が必要なのか学びました。

03.jpg 次に、ものづくりワークショップとして、「ラジオづくり」に挑戦しました。最初にスピーカーと電池ボックスの配線を基盤に取り付け、電池を入れたら、通電しているか、スピーカーから音がでるか、ラジオが受信できているかをそれぞれ確認し、周波数を合わせるチャンネルと音量を調整するハンド切り替えのつまみ軸を取付けて切替えスイッチが動くかを確認します。 全てのパーツが組みあがったら、配線の位置に注意をしながら本体箱にそれぞれの部品を入れて、ハンド切り替えつまみ軸をネジで固定したら完成です。会場内では、うまく電波を拾うことができなかったため、トアロード玄関前に移動し、ラジオが受信できているかをチェック。自分が作ったラジオから音が出た瞬間、子どもたちは大興奮の様子でした。

03.jpg 最後に、ラジオの技術が時代の変化と共にどのように進化し、現代のスマートホンやゲームなどの技術につながっているのか、そして、日本の経済近代化の起源が高度経済成長期にあり、家電製品・流通業・通信機器で日本経済が進化し続けてきたことについて説明を受けました。

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