「もとまち こども大学」神戸学院大学サイエンスLab.

開校日:2018年8月18日

■内容
神戸学院大学サイエンスLab. 実験
(1)ミニ凧を作って遊んでみよう!(所要時間:20分) 実験
(2)偏光板万華鏡を作ってのぞいてみよう!(所要時間:30分) 実験
(3)クラウドスライムを作ってみよう!(所要時間:30分)
昨年大好評だった、「神戸学院サイエンスLab.」を薬学部の科学クラブが開催。 今回の為に、新しく考案した3つの実験プログラムで、こどもたちの好奇心の扉を開く「おもしろ科学実験」を実施しました。

■講師 薬学部 科学クラブ

■参加人数 約500名

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01.jpg 「ミニ凧を作って遊んでみよう!」では、発泡ポリエチレンシートに好きなイラストを描き、凧が風を受けた時に前傾するように、重心より少し上に凧糸を付けます。 次に左右対称に反った形になるように、裏面に2本の凧糸を貼り付け、風を左右均等に逃すことで、凧がぶれるのを防ぎます。 最後に凧が安定するように好みの色の尻尾をつけて完成。凧上げの経験がないこどもは、初めての凧上げに挑戦。学生たちに教えてもらいながら、オリジナルのミニ凧を上手に飛ばしていました。

03.jpg 「偏光板万華鏡を作ってのぞいてみよう!」では、一定方向に進む光しか通さない偏光板の構造を応用。紙コップの底を使って偏光板を二重にし、片方の偏光板にセロハンテープをさまざまな角度で貼り付けます。テープの長さ方向と幅方向で屈折率が変わるとともに、重なる厚みによって偏光の状態が変化します。その色が変わる原理を使って、オリジナルの万華鏡を作りました。 紙コップを3つ準備し、2つの紙コップの底に偏光板を貼り付けます。3つ目の紙コップは、事前に円形に切り抜いておき、そこに好みの角度にセロハンテープを貼り重ねた偏光板を貼り付けます。外側の紙コップにはカラーペンで好みのイラストを描き、3つの紙コップを重ねたら完成です。紙コップを回すことで、底に貼った偏光板の色がくるくると変わり、まるで万華鏡のような不思議な世界を覗き見ることができました。

03.jpg 次の「クラウドスライムを作ってみよう!」では、洗濯糊などを使ったスライムに木工用ボンドと、多量の水を吸収して膨らむ特性を持つ高吸水性ポリマーを混ぜて、雲のような見た目のスライムを作りました。洗濯糊に木工用ボンドを混ぜ、全体がしっかりと混ざったら水を入れます。次にボディークリーム・シェービングフォーム・ハンドソープを加えてから、最後に水にホウ砂を溶かしたホウ砂水を入れてスライムを作ります。高吸水性ポリマーをトレーに入れ、適量の水を加えて含ませたら、先程出来たスライムに少しずつ混ぜ込み、全体が均一に馴染んだら完成です。ふわふわとした不思議な触感のスライムにこどもたちも大興奮。出来上がったスライムで心行くまで感触を楽しんでいました。 こどもたちだけでなく家族で楽しみながら体験いただき「チラシを見て、今日の実験をとても楽しみにしていました」などのお声をいただきました。

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