今でこそ、レトロな街並みに高級ブティックやレストランが並ぶ旧居留地ですが、
そこにはたくさんの神戸の歴史が詰まっています。
ここでは、旧居留地にまつわるちょっとした疑問や不思議を解き明かします。
旧居留地とは?
旧居留地は、日本の開国後1868年から1899年までの約30年間、外国人が住み働く場所として建設された「神戸外国人居留地」が存在した場所です。ヨーロッパの近代都市計画技術を使って設計された居留地には、格子状街路、街路樹、公園、街灯、下水道などが建設されました。当時の英字新聞“The Far East”は、「東洋で最も美しく、よく設計された居留地」と、神戸居留地を高く評価したそうです。
(参考:神戸外国人居留地研究会(2005)『神戸と居留地』のぎじく文庫編、神戸新聞総合出版センター)
- 旧居留地ってどこからどこまで?
- 「通」と「筋」の違いとは。
-
「明石・播磨・浪花・京・江戸」
といえば… - 38番館の「38」って何?
- かつては銀行だった?
- 暑くてもテラス・寒くてもテラス
- ガス灯に込められた想い
- 電線が…ない!
- 時計台も時には休養?
- 「ニケの像」とは?
-
現存する旧居留地時代の建物
といえば - 15番館の前に、下水道…?
- レトロ建築の上にビル!?
- 壁に残るシミの正体
- フラワーロードは川だった!?
- 東遊園地はボウリング発祥の地?
- 日本一短い!「国道174号線」とは
- 旧居留地の花事情
- トアロードの「トア」って何?
- 居留地の隣に南京町があるワケ
ナゾをもっと見る