大丸
大正14年(1925年)9月、 現在の大丸大阪・心斎橋店の第2期工事が竣工。心斎橋筋側中央玄関上部にテラコッタ(陶製)の孔雀が掲げられました。
孔雀は300年近く前に長崎貿易で輸入され、大変珍しがられました。心斎橋店の近くに孔雀の剥製を秘蔵している者がいて、“孔雀屋敷”と呼ばれていたことに由来するのではといわれています。また、建築を依頼したヴォーリズ建築事務所の資料には、当時の下村社長がアメリカの会社にフェニックスを注文したのが、何かの事情で孔雀に変わったものらしいという記述もあります。
以来、孔雀は大丸のシンボルとして使われてきました。孔雀は壮麗で、ファッショナブルであり、今後も孔雀をシンボルにしてファッションイメージを強調していきたいと考えています。
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