「もとまち こども大学」こども経済教室 経済活動の進化と環境イノベーション! ~塩水で走る燃料電池自動車づくりに挑戦してみよう!~

開校日:2019年6月22日
【第1回】
10時30分~12時00分 【第2回】13時00分~14時30分

■内容
6月は環境月間。

今回のワークショップでは、経済活動と環境問題への取り組みについてモノづくりを通してみんなで学びました。


■講師

神戸学院大学 経済学部 教授 井上善博


■参加人数

9組

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経済活動の原動力はエネルギーに依存しており、1760年代以降の産業革命においては、石炭、石油、電力などのエネルギーが世界の経済活動を支えてきたのだが、これらのエネルギー使用によって、大気汚染や温暖化などの環境問題が私たちの生活に影響するようになってきました。その歴史をまず先生より説明いただきました。

今、地球規模でものごとを捉え、「持続可能な開発」目標のために何が必要かを考えることが先進国には求められています。


「より良き将来」を実現するために、2015年9月に国連で地球を守るための計画「アジェンダ2030(持続可能な開発目標:SDGs)」が採択されたこと、そして、 「つくる責任・つかう責任」について考え、浪費型経済から、持続可能な開発目標に基づいた経済進化に向けて、自動車産業はイノベーション(産業革命)を進めていることを学びました。


また、経済活動と環境問題への取り組みについて知るために、塩水で走る燃料電池自動車を実際に作成しました。低学年には経済活動や燃料自動車が走る仕組みを学ぶことは少し難しかったかもしれませんが、みんな一生懸命取り組んでいました。

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